猫背が気になるから、腰を反らすようにしてたんだけど腰が痛くなってしまった。
これはマズイと思い、整体に言ってみたら猫背ではなく「反り腰」って指摘されました。
いったいどんな姿勢が正しいのか、わからないよ。
出産後から身体の歪みが気になります。
自分の目ではわからないから、プロの人に姿勢を見てもらいたいな。
あと、どんな姿勢を意識して普段過ごしたらいいのかアドバイスしてくれる整体院はないかしら?
などと姿勢のことでお悩みではないですか?
当院は毎月600人以上の来院があり、初回施術の際には必ず姿勢の検査をし、理想的な姿勢をお伝えしています。
このブログを読めば、どんな姿勢が理想的で、どんな指標を元に検査を行っているのかが分かります。
目次
理想的な姿勢の基準とは? プラムラインを使った姿勢の見方
まず初めに緊張せず、普段通りに立ちます。
その後、理想的な姿勢であるかを判断するために、プラムライン(天井から錘つけてぶら下げた紐)が以下の指標上を通過しているかを見ていきます。(このブログでは紐の代わりに画像に線を引き説明しています)
正面向きでの指標(頭の中心、背中の中心、臀部の中心、両膝間の中点、両足首の中点)
正面向き 姿勢の良い例
正面向き 姿勢の悪い例
横向きでの指標(くるぶし、膝の中心、骨盤の中心、身体の中心、肩の中心、耳たぶ)
横向き 姿勢の良い例
横向き 姿勢の悪い例
イラストで見る姿勢の特徴
これらの指標を元に、プラムラインが指標上を通過し、ほとんどズレがなければ理想的な姿勢であると言えます。
また、上記の指標からプラムラインが大きく逸脱している場合は、身体の歪みがあると言っていいでしょう。
理想的な姿勢になるために意識したいこととは?
身体の歪みは普段の日常生活のクセにあります。(先天性の側弯症や変形性膝関節症のような疾患による骨の変形がある場合を除く)
理想的な姿勢になるためには日常の癖の改善と、良い姿勢を作るためのイメージが大切です。
まずは良い姿勢のイメージを紹介します。
★立位の場合
頭の上からヒモで引っ張られ、足元から頭のてっぺんまでがピンと張るイメージで立ってみましょう。
この際、顎が上がりやすいので、すこし顎を引くことを意識します。(以下二枚の写真を比較)
★座位の場合
腰を最大限に前に曲げていき、今度は最大限に反らしていきます。
腰を前へ最大限に曲げた姿勢を0の姿勢と呼び、最大限に反らした姿勢を100の姿勢と呼びましょう。
0の姿勢と100の姿勢を何度か繰り返したのちに100から20を引き、80の姿勢を作る意識で座ってみましょう。(以下の4枚の写真を参考に)
上の写真はありがちな良くない姿勢です。
以下の方法で座っている時の理想的な姿勢が分かります。
0の姿勢と100の姿勢を数回繰り返し身体に覚えさせた後に100の姿勢から20引いて80の姿勢を作る。
こうすることで一時的に理想的な姿勢に近づきます。
ですが、イメージだけでは根本的な解決にはならないので、先ほど紹介した方法で自分の身体がどのように歪んでいるのかを知りましょう。
自分の姿勢の特徴がわかったならば、なぜ歪みが発生してしまったのか原因を考えていく必要があります。
例えば、首が前に出てしまっている場合、スマートフォンの目線より低い位置での長時間使用や高さの合わない枕の使用などが考えられます。
その他にも生活の中でやりがちなクセ
- 電車など座っている時に足を組む
- 椅子に座わり長時間、前のめり、背もたれにもたれかかる姿勢で作業する
- 鞄を持つ手、肩が毎回同じ
- 頬杖をつく機会が多い
など、日常のなにげないクセが身体に歪みを作る原因となります。
理想的な姿勢になるためには、日常のクセから意識的に改善していくことが必要になります。
整体がお役に立てること
姿勢改善には、日常のクセを見直すことが必要であるとお伝えしましたが、それだけで改善することは難しいです。
なぜなら、歪みがある場合、筋肉の硬さにも左右差が存在します。
例えば、右手で力こぶを作ってみましょう。その時、筋肉は硬く、ぎゅっと収縮していますね。
意図的に力を入れたり、動かしたりなどしなければ、筋肉は柔らかく伸長しています。
つまり、このような筋肉の収縮が本人の意思と関係なく全身あちこちで起こり、収縮したまま戻りづらい状態が続くことで左右アンバランスなどの歪みが発生します。
そこで整体が理想的な姿勢の為にお役にたてます。
筋肉が長期的に収縮した状態の身体では意識して姿勢を正しても、すぐに戻ってしまい根本的な解決にはなりません。
そのため硬く収縮してしまっている筋肉を整体で本来の柔らかい筋肉に戻していくことで、姿勢不良の改善が見込めます。
もちろん、整体の施術を受けるだけで良い姿勢になれるわけではありません。
- 普段の生活の癖の見直し
- 良い姿勢の意識
- 整体による施術での筋肉のリリース
上記の三本柱で姿勢改善へ向けアプローチしていくことで、理想的な姿勢に近づいていきます。
まとめ
- 姿勢の見方はプラムラインが指標上にあるかを見ていく
- 姿勢を良くするためには日常生活のクセを見直す必要がある
- 筋肉が硬くなっている場合、意識だけで姿勢の改善は難しい
- 筋肉が収縮した状態が続くと左右のバランスが崩れる
- 整体では硬くなった筋肉をほぐし、全身のバランスを整えることが出来る
- 生活のクセの見直し、良い姿勢の意識、整体での施術の三つを行うことで理想的な姿勢に近づく
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