腰痛が内臓の病気からきている可能性がある？疑うべき4つの内臓疾患

とお悩みではありませんか？

テレビの健康番組でも「腰痛の原因は実は内臓の病気かもしれない」という情報が良く発信されています。

正確に判断するには病院での検査・診断を待つしかありませんが、自分でも最低限の知識を仕入れておくと安心です。

この記事では

●腰痛にかかわる内臓疾患にどのようなものがあるか？

●病院に行く前に自分で見分ける方法はどのようなものか？

について解説していきます。

目次

・ 病気になると腰痛を引き起こす臓器

・内臓の病気からくる腰痛の特徴

・筋肉・骨格からくる腰痛の特徴

・原因となる内臓の疾患一覧

・ふじさわ整体院での腰痛への対処法

・まとめ

病気になると腰痛を引き起こす臓器

内臓と一口に言っても様々な臓器があります。腰痛にかかわるのは

①消化器系…胃・十二指腸

②泌尿器系…腎臓・尿管

③婦人科系…子宮

④循環器系…心臓

の4つの臓器です。

内臓からくる腰痛の特徴

ご自身の腰痛が内臓の病気からきているかもしれないと悩んでいるかたは以下の項目が当てはまるかチェックしてみてください。

一つでも当てはまる方は、要注意です。

また内臓の病気からくる腰痛は、腰痛以外の症状が伴っていることがほとんどです。

循環器からくる痛みは特別な激痛なので、慢性腰痛と紛れる可能性は極めて低いです。

上記の項目がまったく当てはまらない、という場合は筋肉の緊張からくる腰痛である可能性が高いです。

筋肉・骨格からくる腰痛の特徴

腰の筋肉、お尻の筋肉の緊張で腰痛が起こることがあります。

専門用語で筋筋膜性腰痛症といいます。割合としては、こちらの方が圧倒的に多いです。

整体・カイロプラクティックなどの手技療法が改善を最も得意としています。

以下のような特徴があります。

我々は「better worse」という言葉を使って考えています。

腰痛に限らずほかの部位の痛みの原因を探るときにも応用できる考え方です。

●better→症状が軽快するとき

●worse→症状が増悪（ぞうあく）するとき

という意味です。ご自身の生活のシーンを洗い出していくことが大切です。

特別な医学的な専門知識がなくても、痛みの原因にあたりをつけることができます。（もちろん自己判断だけで決めてしまうのは危険ですので、少しでも不安を感じたら専門医に相談してください）

原因となる内臓の疾患一覧

●消化器系の病気

・胃・十二指腸潰瘍…胃や十二指腸の粘膜が傷つけられておきる

・胆石・胆のう炎…胆汁の成分のバランスが崩れて結石ができる

・膵臓炎…膵臓の組織が破壊されて繊維化していく

●泌尿器の病気　　

・尿路結石…尿の通り道に結石ができる

・腎盂腎炎…腎臓に細菌が感染する

●婦人科の病気

・子宮内膜症…子宮以外の場所に子宮内膜ができてしまい、激しい月経痛を起こす

・子宮筋腫…子宮に腫瘍（筋腫）ができる

●循環器の病気

・心筋梗塞…心臓に酸素を送る血管が血栓でふさがれてしまう

・解離性腹部大動脈瘤…大動脈が何らかの原因で裂けてしまう

ふじさわ整体院での腰痛への対処法

「どんな腰痛でもうちの施術をうければ楽になりますよ」とうたってしまう整体院が多いのが悲しい現状です。

今まで見てきたように痛みの背景は人それぞれです。病理が違う以上、治療法も一律であるはずがありません。

ふじさわ整体院では、まずはカウンセリングにてしっかりと腰痛がおきている背景についてお話を伺っていきます。

整体は、内臓の病気にたいしては全くの無力です。

しかし、筋筋膜性腰痛症（筋肉の緊張からくる腰痛）に対しては、病院よりも上手に対応できることがあります。

筋肉の緊張は、疾患ではないので病院と治療の対象となりにくいからです。

ご自身の症状に最も適応した場所で、適したケアを受けていただきたいと願っています。

まとめ

●内臓の病気が原因で腰痛が起きることがある

●自分で予備知識を持つことである程度見分けることができる

●筋肉の緊張からくる腰痛は、整体で改善が望める