身体の調子が悪いのに、痛い施術を受けてより痛くなる可能性はないの?
SNSでボキボキ整体の動画が良く出回っているけど、怖くて受ける気になれない
とお悩みではありませんか?
体が辛くてこれから整体を受ける人にとって、どのような施術を受けられるのかは事前にある程度知っておきたいところです。
youtubeなどの動画では、施術を受ける人が痛がっているところを面白がらせるような撮り方をしているものも少なくありません。
見る分には面白くても受けるのは怖い、というのが率直な感想ではないでしょうか?施術は痛い方が効果が高いのでしょうか?
根本的に身体を変えていくには、ある程度の痛みを伴うことは仕方ないこともあります。
整体を受けたことがなくても、ストレッチや筋トレから連想すれば誰しも体感的に分かることと思います。
しかし、身体が良くなるためならどれだけ痛くても我慢しなければならないわけではありません。
施術中の痛みには有益な痛みだけでなく、無益な痛みもあります。
この記事では、整体院を経営している筆者が整体施術時に起きうる痛みの種類について解説していきます。
目次
・まとめ
「痛い=悪い」とは限らない
整体の施術は、ただの慰安のマッサージとは違います。受けている間、「気持ちいい」だけでなく「効いている」「響く」「こたえる」などいろいろな言葉で表現される感覚が身体の中に入ってきます。
痛みの感じ方は、十人十色です。ちょうど辛さの感覚に個人差があるのと同じです。同じ料理を口にしても「辛くて食べられない」という人もいれば「辛くないと美味しくない」という人もいます。
整体も似ています。全く同じ施術を同じ強さでしていても「気持ちいい」という方も「痛い」という方もいらっしゃいます。
中には触れるだけで痛みを発するケースもあります。ぎっくり腰・寝違えなど急性の痛みがある場合は、何をしても痛いのは当然です。
その事実一つとっても、うちの施術は無痛です!と言い切るのは無理があるようです。
「痛い=悪い」と一概には言えません。
大切なのは受ける人の身体が良くなるうえで必要な刺激が入っているということです。
そして施術をする側の人が、ここをこう操作したら、このくらい刺激が入る、という事を熟知し手の感覚で相手の気持ちを慮りながら施術を行っていることです。
次に、ただ施術が痛いだけで、無益なケースについて説明していきます。
整体時に起きる「有益な痛み」と「無益な痛み」
上に述べたように、身体が変わっていくプロセスで身体に刺激がはいって痛みを感じるのは悪いことではないと言えます。これを否定してしまうと、表面的な刺激しかはいらない施術になってしまいます。
ソフトと言えば聞こえはいいですが、上面の施術では身体は変わりません。
施術の価値は「痛いor痛くない」で決まるのでなく「効いているor効いていない」かで決まります。
身体が変わるために伴う必要な痛みを「有益な痛み」と呼ぶなら、「無益な痛み」も当然存在します。
以下のようなケースが考えられます。
などなど。
これらの痛みが出ている場合は、ただ苦痛なだけでその後身体が良くなる見込みはないです。
我慢せずに、施術方法を変えた方が良いです。
ボキボキ整体は痛いもの?
ショート動画の流行にともない、直感的に目を引く、「ボキボキ整体」動画を目にする機会が増えました。
知らない人にとっては、「素晴らしい」「受けてみたい」というよりも「怖い」「痛そう」というイメージを持たれる方が多いようです。
私は自身がカイロプラクティックの専門学校で2年学んだ経験から申し上げますと、ボキボキ整体は、本来は痛いものではありません。
熟練した施術者が行えば、関節のつまりがとれてスッキリするような爽快感があるものです。
不要な力みがなければ痛みもほぼありません。
ただ経験したことのない感覚が一瞬で入る為、反射的に「痛い」と声を出す方がいらっしゃいます。振り返って「あれっ痛くない」と驚かれます。
ボキボキ整体が良いか悪いかの議論はあまり実りあるものにはなりません。
自分の症状を良くするうえで必要な施術な施術かどうかという事が一番大切にされるべきだと考えます。
ボキボキされて痛かった、嫌だったという場合は、我慢する必要は全くないです。施術法を変えましょう。
施術後まで痛みが残る場合
施術後に痛みやだるさが残る場合、もみかえしや好転反応という言葉で説明されます。
こちらも良い悪いを一概に論ずることはできません。
根本から身体が変化していく際に起きる、必要な反応の場合もあります。身体の状態が悪ければ悪いほど、良い方向に向かう際には強い変化が起きます。
ただ自身の施術経験から申しますと、「施術中にものすごい反応が出て変化を感じたけれど、施術後のもみ返しは全くなくて驚いた」と言われることが多々あります。
不快な痛みが残った場合は、必ず施術者にありのままを伝えましょう。
間違いなく断言できるのは、受ける人が不快や不信を抱えたまま体が良くなるという事はない、という事です。
余計な痛みを起こさない整体院の選び方
まずはHPの記載をよく見ることが大切です。
初めて来院される方の気持ちの寄り添い、どのような施術が受けられるのかを丁寧に説明している院を選びましょう。
「喜びの声」「○○からの推薦」「メディア掲載」など宣伝がメインを締め、どのような施術サービスが受けられるのかさえ記載されていないHPもおおいです。
いまは動画で情報発信するのが当然の時代ですから、施術のイメージ動画を見るのも有効です。
HP上の口コミなどは良いことが書かれているに決まっています。
施術の内容・理念・方針などに共感できる整体院を選ばれると良いでしょう。
まとめ
●「痛いor痛くない」よりも本質は「効くor効かない」
●身体が根本的に変わっていくためには、痛みを伴うこともある
●HPに記載の施術内容・方針に納得したうえで来院を決める
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