【腰痛セルフケア】マッサージボールでおしりの筋肉を押し腰痛を予防する方法

「腰痛ボール押しセルフケア」の方法を動画で見る

実際のやり方が見れるだけでなくセルフケアを行うときに、ありがちな間違い・注意点もお伝えしています。

正確なポイントに当たれば「たった一押し」でも腰がずいぶんと楽になることがあります。

是非お試しください。

腰痛に関係が深い中殿筋

大殿筋という筋肉は誰しも一度は耳にしたことがあると思います。その奥に中殿筋という筋肉があるのはご存じない方も多いのではないでしょうか？

腰痛の解消予防に有効なのは大殿筋よりもむしろ中殿筋のアプローチです。

下図の様に、骨盤のヘリから足の骨の出っ張りにかけて付いています。

プロの整体師を目指すなら、筋肉の触診を正確におこなって、「ここが中殿筋のトリガーポイント」とピンポイントで当てられなければなりません。

しかし一般の方にそれを求めるのは無理です。

そこで私は一般の方でも簡単に出来る中殿筋の見つけ方を考えました。

中殿筋の探し方　ベルトを締める

ズボンを低めにはいてベルトをきつく締めます。

ベルトが食い込んでいく、骨盤の縁にある筋肉が中殿筋です。

ベルトを外してボールを当てます。

ボールに体重をかけるように横向きに寝転がると、中殿筋に確実に当てることができます。

セルフケアの注意事項

ポイントにあたったら、やたらと動かさずにじっと静止することが大切です。

【静止圧】といって筋肉の繊維を痛めないように、効果的にトリガーポイントを緩める方法です。

これは中殿筋のボール押しに限らず筋肉のトリガーポイントにアプローチする際の共通の注意事項なので是非覚えておいてください。

また、症状が辛いのは右か左のどちらかによっていることがほとんどですが、セルケアは左右に偏らず、両方の筋肉になるべく偏らずアプローチすることが大切です。

普段、過緊張して疲労が溜まっている筋肉をいたわるような優しい気持ちで押してあげる事が何より効果的です。