毎日デスクワークをしている。パソコンに向かい合って5時間を過ぎたころからいつも頭の後ろが痛くなる。自分でケアする方法を知りたい。
在宅ワークになってから頭痛の頻度が増えた気がする
小さいころからの偏頭痛持ちで、月に一回のペースでこめかみあたりがズキズキ痛くなる。自分で出来ることはないかな?
とお悩みではありませんか?
頭痛の9割以上は筋肉の緊張が原因で起こっていることが分かっています。
症候性頭痛と言って、筋肉のコリ以外の疾患からくる頭痛もありますが、割合としてはごく稀です。
ただの緊張からくる頭痛の場合は、セルフケアで筋肉を緩めることで多少なりとも緩和することが可能です。
この記事では、筋肉の緊張による頭痛に悩む方にむけて「頭痛のトリガーポイント(引き金点)」を3つご紹介していきます。
目次
①肩こりの代表格「僧帽筋上部」
目の奥や首と頭の境目あたりに痛みを飛ばします。
いわゆる「肩こり」の方はもれなく、固くなっている部分です。
緊張して肩が上がっているという事は、この僧帽筋の上部繊維が収縮しているという事です。
「肩もみ」「肩たたき」もこの部分にアプローチしますが、なかなかほぐれないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
セルフケアの方法
マッサージガンなどで振動を与えながらほぐす方法もありますが、やりすぎは筋肉の繊維を痛める可能性があるので要注意です。
ふじさわ整体院では静止圧と言ってポイントをとらえたら動かさずに一定の圧を加え続ける方法を採っています。筋肉の繊維を痛めずに、効果的に緩めることが出来ます。
ポイントを正確に探り当ているのには何年も修練が必要です。しかし多少ポイントがずれていても効果がないわけではありません。
ご自身やご家族の肩をじっと押してみてください。一番盛り上がって張っていると思う所でまず間違いないです。
指先の感覚で、徐々に筋肉の緊張がほどけていくのが感じられるはずです。
②額や目の周りに痛みを飛ばす「胸鎖乳突筋」
「デスクワークをしていると頭痛と共に眼精疲労も感じる」という訴えを良く聞くことがあります。
この胸鎖乳突筋という筋肉に強い緊張や、左右のアンバランスがある可能性があります。
人間の身体は目線を左右一定に保つように出来ています。最終調整するのはこの筋肉です。
・足の長さが左右で違う
・骨盤の高さが左右で違う
・肩の高さが左右で違う
などいろいろなアンバランスのタイプがあります。
うつ伏せで寝た時に足の長さが左右で2㎝違う人はたくさんいます。目線の高さが左右でいつも2㎝ずれている人はいません。胸鎖乳突筋が人知れず帳尻合わせをしてくれているおかげです。
我々施術家はこの筋肉を押したり指で挟んだり(ピンサー法)あの手この手で緩めていきます。一般の方が首の筋肉を押したり揉んだりするのは少し危険です。
のどに刺さるような不快感が出たらポイントを間違えているのでやめましょう。
セルフケアの方法
首を横に倒すストレッチでも十分効果を期待できます。頭痛が出るほど筋肉が緊張している時は、首を横に倒しただけでもなかなか痛いものです。気持ちいい範囲でじっくりと伸ばしましょう。
うなずく、上を向くなど角度を変えるだけで伸びる筋肉は変わります。
「これをやれば劇的に筋肉が緩む」という特別な方法はありません。根気よくベーシックな方法でストレッチすることが大切です。
③こめかみの痛みは「側頭筋」
こめかみが痛い、という方は側頭筋を緩めると効果的かもしれません。
上図では4ポイントが示されていますが、「耳の上」と理解すると簡単です。3と書いてあるポイントを軸に前後にもあるゴリゴリしたところをたどっていくように緩めます。
ストレスや不安で表情が曇っている時や、イライラして噛みしめている時に緊張する筋肉です。
施術するときは高度なテクニックというより、とにかく丁寧に根気良く緩めることが大切です。
技術力による差が出にくいため家族やまわりの人にやってあげれば、喜ばれることと思います。
セルフケアの方法
頭を洗うようにゴシゴシこすっていてもうまくいきません。
頭皮を動かすようにマッサージすると、必ずグリっと硬くなった筋肉のポイントが見つかります。
リラックスした状態で行う方が望ましいので、お風呂にゆっくりつかっている時に自分でマッサージするのがオススメです。
薄い筋肉なので傷めないように、ポイントを捉えたらやさしく動かすことが大切です。
以上、一口に筋肉のコリ・トリガーポイントといっても、
大きく分厚い筋肉、デリケートな場所についている筋肉、小さく薄い筋肉
など特徴がさまざまです。筋肉の特徴を理解したうえでセルフケアすると効果的です。
◎まとめ
●頭痛のほとんどは筋肉の緊張で起きていることが多い
●代表的な筋肉の名前は①僧帽筋②胸鎖乳突筋③側頭筋など
●筋肉によって特徴が違うので、セルフケアの方法もそれぞれに合わせた工夫が必要
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