こんにちは。
ふじさわ整体院の嵯峨です。
- 無意識に食いしばってしまうことがある
- 歯を食いしばる癖がある
- 夜歯ぎしりをしてしまっていると言われる
- 朝起きると顎が疲れている
- 口が大きく開けられなくなった
上記に心当たりのある方、首がガチガチになっていませんか?
その首のガチガチ、顎関節症が原因の可能性があります。
歯医者さんでもらったマウスピースを使っているけど、治らないんです。
なんていう方もいらっしゃいますが、マウスピースは歯が欠けてしまうことなどを防ぐためのものであって、顎関節症を治すものではありません。
顎関節症および首のコリを放っておくと、不調はさらに増えてしまうおそれがあります。
この記事では、顎関節症と首コリの関係性について解説していきます。
目次
顎関節症とは
一度は耳にしたことがある「顎関節症」ですが、医学的にいうと病気ではありません。
病気ではないということは喜ばしくもありますが、病院でなかなか治療してもらえないという辛い点があります。
顎関節症の三大症状
●開口障害(口が開けづらい)
●顎の痛み(無理矢理口を開こうとすると痛みがある)
●随伴症状(主に顔周りなどに起こります)
顎関節症になりやすいのは、働き盛りの20~40代にかけての女性に多いと言われています。
顎関節症の主な原因と考えられているのは、ストレス。
働き盛りの女性は仕事だけでなく、家事や育児などストレスが溜まりやすいことが要因ではないかと言われています。
ストレスが溜まると、無意識に食いしばりがちとなり、咀嚼(そしゃく)筋が硬くなって口が開けづらくなる・顎が痛いということが起こってしまうのです。
また、間接的な原因として歯のかみ合わせ、もしくは歯がないなどの問題などがあります。こちらに関しては整体ではお役に立てることができませんので、歯科医にかかられることをお勧めします。
トリガーポイントによる痛み
まず、顎関節症に関わってくる咀嚼(そしゃく)筋群の代表として挙げられるのが以下の筋肉です。
●咬筋(主に口を開ける)
●側頭筋(口を閉じておく/顎を引く)
咬筋や側頭筋がトリガーポイントとなると、奥歯や前歯あるいは耳の奥、側頭部、目の奥などへ痛みを飛ばしてしまうことがあります。
仕事中に目の奥が痛い・こめかみ辺りが痛くなるという方は、もしかしたら咬筋・側頭筋が原因となっている可能性があるでしょう。場合によっては、耳鳴り・めまいを引き起こすこともあります。
また、「歯が痛いと思って歯医者に行ってみたけど、虫歯は見つからないと言われた」というケースで来院されて当院の施術を受けたら改善したという方もいらっしゃいました。
顎関節症と首コリの関係性
顎というのは、頭に近いので痛むと誰しもイライラしやすくなります。
そもそも顎関節症の原因はストレスですので、「顎が痛い」「口が開けづらい」となると余計にストレスが増加傾向となってしまうのです。
イライラしている・ストレスが強いという方は必然的に肩が上がって首・肩回りの筋肉が硬く緊張した状態が続いてしまいます。
首・肩回りの筋肉たち
胸鎖乳突筋 僧帽筋 後頚筋群 菱形筋 肩甲挙筋
上記の筋肉が硬くなってしまうことにより、慢性的な辛い首・肩コリの原因となってしまうのです。
また、この筋肉たちがトリガーポイントとなるとさらに痛みやしびれ、重ダルイなど様々な症状を引き起こしてしまう可能性があります。
顎関節症が引き起こすその他の症状
首・肩コリだけではなく、ストレスが強い状態=交感神経が優位の状態ですので、
- 心臓の活動を盛んにする
- 消化不良 胃腸不調
- 不良姿勢が腰痛などを引き起こす
- 疲れやすい・情緒不安定
となり、悪循環へと陥ってしまうのです。
また、顎関節症の方には朝起き抜けに顎が痛いと訴える方は多く、夜歯ぎしりをしていることが考えられます。
顎の力というは、起きている時よりも寝ている時の方がとある状況が整うと起きている時も強く出ることがあるようです。
歯ぎしりを繰り返すと咬筋・側頭筋といった咀嚼筋群が硬くなってしまうだけでなく、関節の中にある円盤の内障を引き起こしてしまいます。
人は一晩に4~5本の夢を見ると言われていて、レム睡眠(深い眠り)の時に体を休め、ノンレム睡眠(浅い眠り)の時に心を休めています。
夢を見る目的
●欲求を吐き出す ⇒社会生活上、欲求を抑圧する場面が多い
よって、欲求不満(ストレス)が強ければ強いほど「激しい」夢を見るそうです。
「激しい」夢を見れば見るほどに歯ぎしりをして顎への負担が強くなることが考えられるのです。
悪化させないために気を付ける事
×鍛える
〇ガムをかまない
〇歯の治療(もししていないのであれば)
〇かみしめる習慣をやめる(難しいですが、できるだけ意識する)
〇硬いものを食べない
顎への負担をなるべく避けるように意識してみましょう。
難しいですが、ストレスを減らすことが一番の近道です。
〇寝るまでの30分間リラックする時間を設ける
×日常生活のストレスを夢の中に持ち込むこと
×寝る準備をせずに倒れこむように寝る
まとめ
●顎関節症は、ストレスが主な原因である
●顎関節症は咀嚼筋群が硬くなることによって起こる
●痛みや開口障害によってストレスに拍車がかかることによって首・肩コリがひどくなる
●首・肩コリだけでなく、様々な症状が起こりうる
●悪化を防ぐためには、顎への負担を減らす・ストレスを軽減すること
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