こんにちは。 藤沢市でお医者様からも推薦いただける「ふじさわ整体院」 院長 河原です。
前回のブログで、否応ないストレスにさらされ続けると、知らず知らずのうちに噛みしめ・歯ぎしりのクセが出てしまうことを書きました。
顎関節症と整体
当院に初めていらっしゃる方も「腰痛」「肩こり」を治したいという方がほとんどですが、よくよく話を聞いてみると噛みしめ・歯ぎしりのクセに悩んでいる、「顎関節症」と診断された方が、多いです。
噛みしめの筋肉が顎(アゴ)についているということは、誰しもカンタンに想像がつきます。
前回のブログでは、その顎の筋肉と側頭部の筋肉(側頭筋)が連動して働いていることを書きました。
今回は、さらに
耳の後ろからついている首の筋肉たちも、関係が深いことをお伝えしたいと思います。
首の筋肉と噛みしめ
一番大きく描かれている「胸鎖乳突筋」という首の筋肉は名前は聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
首の筋肉は、重い頭を支えるだけでなく
①噛みしめ・咀嚼の補助
②呼吸の補助
③視線の高さを最終調整する
など様々な役割を担わされ、緊張が抜けにくい筋肉です。
この「クリニカルマッサージ」という本は、その他の解剖学の本と違って、皮膚の上から筋肉を透視するように描かれています。
目で見るだけで筋肉のはたらきがイメージできるようになっています。上にあげた二枚の写真を見比べると、顎の開閉する付け根が、耳のすぐそばにあり首の筋肉とつながっているのが良くわかります。
試しに、奥歯でぐっと噛みしめるマネをしてみますと、顎から首・側頭部へと緊張が走ります。
あごにかかっている負担の重さを知る
人間の噛む力は、だいたい体重と同じぐらいの出力を持つといわれています。(目安ですので太っているほど強いということではありません。念のため)
握力を計測して、体重と同じくらいの値を出せる人は、そんなに多くないと思います。噛みしめの筋肉が小さいながらにいかに強い筋肉か、比較するとイメージしやすいと思います。
寝ている間の歯ぎしりのクセというのは、無意識化で起きています。
自分でコントロールできるものではありませんので、寝ている間の多くの時間、何十キロもの負荷が両方の奥歯に集約してかかっていることになります。
想像しただけで、少し恐ろしいですが、そう考えると
「歯ぎしりで歯がすり減ってしまう。左右で歯の形が違う」
「マウスピースをしても、変形して取り換えなければいけない」
という話も納得がいきます。
そんな状態が、何か月も、時には、何年もつづき、病院でも治らないと悩みぬきます。藁にもすがる思いで整体・カイロ院に患者さんがいらっしゃいます。
このように、顎の症状一つとっても、その原因と背景は奥深いものです。
「一回の施術で魔法のように完治する」「ゴッドハンド」
をあまりアピールしすぎることは、本当に患者様のためになるのかと、疑問に思います。
私はただの人間の手ですが、計画的に施術すれば、患者さんの過緊張を抑えて歯ぎしりのクセに対処していくことは十分にできると思っています。
自粛ストレスと噛みしめ
コロナウイルスが収束に向かっていることは間違いないようです。
神奈川はまだ緊急事態宣言は解けませんが、もう一息と信じたいです。
ふっと、気持ちにゆとりができた時こそ、
「今までの自分がいかに我慢していたか」
「無理をしていたか」
「本音を押し殺していたか」
否応なく、気づかされるときです。
アフターコロナを健やかに生き抜くためにも、たまりにたまったストレスに、うまく対処していきたいですね。
皆様が、これからも時間を、これまでの分も取り返すくらい充実して過ごせますように、ふじさわ整体院はいつもかわらず丁寧に施術を続けます。
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