更年期について
更年期とは閉経の前後5年ずつの時期10年間のこと40代~50代に生じるものですが、最近では若年性更年期や男性更年期といった言葉もよく耳にします。今回は閉経に伴う更年期症状についてお話をします。
更年期に入ると、女性ホルモンの分泌が急激に減少し始め、女性ホルモンのバランスが大きく乱れ心身に様々な不調が出やすくなります。また女性ホルモン減少が原因ですが、それにより自律神経も乱れます。日常生活に支障が出るほどの重い症状が続く場合は、「更年期障害」と呼ばれます。
更年期症状が出る人は4割と言われています。だから出ない人も6割いるそうです。
当院の「既に更年期終盤のスタッフ」や「母親の更年期を見守ったスタッフ」の経験談や、更年期症状に悩まされている方の施術を担当したスタッフのお話をしたいと思います。
この動画によって「これってもしかしたら更年期障害なのかも」と気づくきっかけになったら嬉しいです。
私は更年期の終盤を迎える年代ですが、振り返ると「あの時から更年期症状が出ていたんだな」と思うことがあります。
関節のこわばりと痛みです。朝目覚めた時、手の指がこわばりを解していました。また、すぐに立ち上がろうとすると、足が痛くて歩けなかったです。
整形外科を受診しレントゲンを撮りましたが、異常なし。結局「鎮痛剤と湿布」が処方されただけでした。先生に「押すと痛いのに異常がないんですか?」と確認したのですが「押さなきゃいいよ」と言われ悶々としたのを覚えています。
そろそろ更年期も終わるからかもしれませんが、ここ1年くらいは落ち着いています。
他にも悩まされたことってありますか?
たくさんありますよ。ホットフラッシュはありませんでしたが、
めまい、極度の便秘、感情の起伏が激しくなったりも経験しました。
それって更年期でなくても悩まされてる方、いますよね。
PMSとか自律神経の乱れとかでその症状を訴える患者さんも多い気がします。
だからその時すぐに自分が更年期だと自覚しにくく、悩んでる人が
多いんじゃないかなと思うんですよね。
お二人はまだまだ更年期世代まで程遠いですが、身近な人や、
担当された方で更年期障害に悩まされていた方はいませんか?
私の母親なんですけど、更年期が結構きつそうでしたね。エレベーターや電車、病院など人が多い場所に行くと、ほてり、イライラ、吐き気、めまいが起きていました。カバンの中には、ミントのスプレーボトルが入っていて、ハンカチに染み込ませてよく嗅いでいましたね。そういえば生理が止まらないと相談されて、一緒に婦人科にも行きました。
婦人科では、漢方薬を処方されていました。今は、もう私より元気なんじゃないかって程、元気でいますけど。
私が担当した方で、ホットフラッシュの症状が出ていた方がいました。突然
熱くなり大変そうでしたね。
更年期がいつから始まるのかは人それぞれです。だからこそ悩む人が多い気がします。
更年期障害、整体で出来ること
更年期障害自体を治すことは難しいですが、体の痛み、例えば肩こり、頭痛、腰痛、関節痛などは整体施術で軽減が出来ます。また、心と体は表裏一体です。体をケアする事で、心も楽になります。更年期をなくす事は出来ないけれど、更年期と上手く付き合っていけるようなサポートが整体施術で出来るのではないかと思います。
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