昔から外反母趾がコンプレックスで人前で靴を脱ぐのが嫌。
どうにか出来ないかしら。
外反母趾だから靴はすぐにダメになっちゃうし、親指の付け根が痛いのよね。
外反母趾のせいで好きな靴も履けないわ。
などとお困りではありませんか?
当院は毎月700人以上の来院があり、その中でも外反母趾に悩んでる方も少なくありません。
このブログを読むことで外反母趾についての理解が深まり、対策方法などがわかります。
目次
外反母趾とは
外反母趾とは、足の親指が小指方向に「くの字」の形に変形してしまっている状態を言います。
親指が小指方向に変形することで靴と擦れて痛いなど、さまざまな問題が生じます。
また、外反母趾は女性に多く、その割合は男性の約10倍とも言われています。
外反母趾の方は、扁平足も併発してる確率が高く、体への負担がかかりやすいというデメリットも存在します。
外反母趾の原因とは
外反母趾になる原因には、先天性のものと後天性のものがあります。
遺伝による外反母趾(先天性)
母や祖母が外反母趾という方は、外反母趾になりやすい傾向があります。
その理由として、遺伝による足の形や筋力、靭帯の強弱、関節が柔軟であることが外反母趾と関係してくるからです。
女性に比べ男性に外反母趾が少ないのは、女性よりも筋力があり、関節が硬い傾向があるためだと考えられます。
ハイヒールや指先の狭い靴を履いていたことによる外反母趾(後天性)
普段から履いている靴の種類も外反母趾になる原因と直接関係してきます。
サイズの合わない靴、指先の狭い靴、ハイヒールを履くことは、外反母趾の原因となります。
その理由として、サイズの合わない靴や指先の狭い靴を履くことで、履いてる間はずっと足の親指は小指側へ、小指は親指側へ圧迫をされた状態が続きます。
上記のことが成長期からあった場合、大きな変形が生じていてもさほど不思議ではありません。
ひどい場合には圧迫された指が隣の指の下に潜りこんでしまうケースも存在します。
また、社会人に多いハイヒールも外反母趾の原因として多く、ハイヒールは典型的な指先が狭い靴であり、足裏への負担が大きく、扁平足の原因にもなるのです。
そのため、外反母趾が気になる人は、上記のような靴は避ける必要があります。
外反母趾のリスク、デメリット
外反母趾のデメリット
- 親指の付け根が出っ張っているため、靴を履くと擦れて痛い。
- 靴に穴が開いてしまうなどの理由から好きな靴を履けない。
- 靴の消耗が早く、買い替えが多くなる。
- 足で踏みしめる力が弱まり、負担が一部に集中した結果、足の裏にタコが出来やすい。
- 見た目で変形がわかるため、他人から指摘されることでコンプレックスを抱えやすい。
- 人前で靴を脱がなければいけない機会はできる限り避けたいと思ってしまう。
など、外反母趾であることのデメリットは多くあります。
外反母趾のリスク
- 足の裏にタコが出来やすく、扁平足を併発することで、バランスが崩れ、転倒しやすくなる。
- 将来的に変形性膝関節症になる可能性も存在する。
- 症状が酷くなると、母指(親指)の関節が亜脱臼(脱臼まではいかないが外れかかる状態)してしまう。
など、外反母趾のリスクは少なくありません。
外反母趾の治療法
外反母趾の治療法には、保存療法と手術療法があります。
保存療法
- 靴の見直し、インソールを使うなどによる痛みの軽減。
- 足の指でグー・パーをし、指を開く筋肉を鍛える。
- 矯正用の装具(サポーターなど)を着用する。
- 湿布や痛み止めによる痛みの緩和。
保存療法では、いろいろな手段を用いながら、経過観察をし、上記の方法でも痛みの改善が見られない場合に手術が適用となります。
手術療法
手術の方法はいくつかあり、メリットだけでなく、デメリットもあるため、慎重な判断が必要です。
手術の中でも第一中足骨の骨を切り、矯正するやり方が一般的です。
この場合、手術後に普通の靴を履けるようになるまで回復するには、3か月程かかり、仕事復帰し、運動できるまでに回復するまでには、半年近くかかります。
そのため、リハビリの苦労も考え、慎重に医師と話し合い、手術を検討してください。
外反母趾の対策・予防法
外反母趾の予防法
まず予防として第一に考えたいことは、靴を見直すということです。
サイズの合わない靴、指先が狭い靴、ハイヒールが外反母趾の原因になることは先程紹介したと思います。
どうしても上記のような靴を履かなくてはいけない場合は仕方ないですが、極力避けて生活することが必要となります。
もし、自身が外反母趾で、お子さんがいるという方は、お子さんの靴のサイズや形にも気を配ることで、将来的に外反母趾を抑止することが出来るかもしれません。
外反母趾の対策法
現在、外反母趾で痛みが出てしまっている方は、保存療法として解説したインソールの使用、足指の運動、矯正装具の使用を検討してみてください。
外反母趾に整体がお役に立てること
外反母趾に対して整体がお役に立てることは、
- 外反母趾による姿勢の歪みの改善
- 筋肉への負担の解消
- 運動、歩き方の指導
以上の点です。
そのため、整体の施術を受ければ、「外反母趾が治る」ということではありません。
外反母趾を直接治すことは、整体には出来ませんが、外反母趾による体への負担を整体でケアしていくことは可能です。
姿勢の矯正し、歩き方を変えることで、今ある外反母趾の悩みが減少するかもしれません。
今の辛さを少しでも軽減するため、整体がお力になることは出来ますので、お悩みでしたらぜひ一度当院へご相談ください。
まとめ
- 外反母趾とは親指の付け根が「くの字」に変形した状態である。
- 外反母趾は遺伝的要素も強いが、靴の影響でなる場合もある。
- 外反母趾はデメリットが多くあり、コンプレックスとなりやすい。
- 外反母趾には保存療法と手術療法がある。
- 外反母趾を整体で改善することはできないが、体のケアをしていくことでお役に立つことは可能。
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