
外ももばかり張ってしまうのが気になる。昔からのコンプレックスです。

営業で歩き回る仕事です。仕事後、外ももがすごく疲れてしまう。
『外ももばかり張る』このような症状で悩まれている方は、当院にも多くいらっしゃいます。
外ももばかり張ると、見た目の問題だけではなく膝の痛みにも影響があります。
今回は、外ももばかり張ってしまう理由・デメリットなどについて記事にしました。
同じように悩まれている方は、是非最後まで目を通してみてください。
目次
●まとめ
外ももばかり張ってしまう理由
外ももばかり張ってしまう理由としては、内ももを使えていない事が考えられます。
内ももと外もものバランスがよい状態だと、外ももばかり張る事はありません。
本来であれば、内ももと外ももはどちらに偏ることなく、バランスが取れている状態が理想的です。
原因は二つあると考えられます。
①O脚
②ガニ股
この2つですが、どちらも股関節の位置が関係しています。
まずO脚とは

👆O脚の人
O脚の人の内ももを見てみてください。
●両足の間に隙間がある
●脚がアルファベットのOの形に見える(理想はアルファベットのlで真っすぐ)
●膝が内側を向いている
このO脚ですが、股関節が内側に捻じれている事が原因です。
股関節の内旋と言います。
※つま先を内側に向けた時、股関節は内旋します。

次にガニ股とは

👆ガニ股の人(手は関係ありません)
ガニ股の人の内ももを見てみてください。
●両足の間に隙間がある
●脚がくの字に曲がっている
●膝が外側を向いている
外ももばがり張ってしまう理由の二つ目は、股関節が外側に捻じれている事が原因です。
股関節の外旋と言います。つま先が外側を向いています。
下記の画像です。

どのような人に多いのか?

👆左の子供が内股 右の男性がガニ股(上半身は関係ありません)
左右の2人の股関節の向きは、全く違います。
ですが、内ももを見てみてください。開いています。
日常生活の中で、
このように外側重心で体を使っている方達が、非常に外ももが張りやすいと言えます。
●O脚の人
●がに股の人
●足を閉じる事が苦手で、開いている方が楽な人
●アヒル座りが楽な人
●妊娠中、産後の女性
などが外ももが張りやすいです。
外ももばかり張るデメリット
●ジーパンを履いた時、外ももの張りが目立つ。
●太っているように見える
●外ももの痛み
●膝の痛み
●お尻の痛み
●重心が外側に流れる為、足首の捻挫をしやすい
●姿勢が悪くなる
などが挙げられます。
トリガーポイントが発生し、膝の痛みに繋がる
膝の外側の痛み 外側の筋肉が縮み、硬くなりしこりのようなコリが出来る。(トリガーポイント)
硬くなったトリガーポイントが痛みを飛ばす

膝の内側の痛み 内側の筋肉が伸び、硬くなる。しこりのようなコリが出来る。(トリガーポイント)
硬くなったトリガーポイントが痛みを飛ばす。

より詳しい記事はこちら👇
外ももと内ももの関係性
外ももの筋肉が縮み硬くなると、内ももの筋肉は弱くなりその状態で硬くなっていきます。
外ももはここの筋肉が硬くなる

内ももは内転筋群が弱くなって硬くなる

セルフケア方法

内もも(内転筋)のトレーニング
内ももを鍛えて、日頃から使えるように!
●画像の様に横向きに寝る。下の脚はまっすぐにする。
●上になっている骨盤が、前や後ろに回らないように意識する。
●下の脚を、上げることが出来る高さまで真上に上げる。
●下の脚を、ゆっくり真下に下げる。
この動作で内転筋がトレーニングが出来ます。
動作はゆっくり行います。
各20回×2~3セット 反対側も行いましょう。
まとめ
●外ももばかり張るという事は、内ももが使えていないという事。
●外ももの張りをそのまま放置すると、膝の痛みに繋がる事がある。
●からだの使い方を変えれば、外ももの張りは、軽減できるはず!
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