自分なりに頑張ってトレーニングしているけれど、もっといい方法はないかな?
何か月も自分なりに筋トレしてみたけど思うような成果が出ない
とお困りではありませんか?
最近はパーソナルトレーニングに通ったり、オンラインでレッスンを受けたりと、自分のライフスタイルに合わせて様々な方法でトレーニングに励む方が増えています。
ボディビルダーのような絵にかいたような筋肉質な体になりたい方もいらっしゃるかもしれませんが、それはニーズの一部にすぎません。
実際はトレーニングに励むほとんどの方が
●シェイプアップして目標体重に近づきたい
●ガチガチの体から解放されてしなやかで健康的な体になりたい
●肩こりや腰痛、膝の痛みなどに悩まされたくない
と願っていらっしゃるのではないでしょうか?
そのためには
「アウターマッスルよりインナーマッスルを鍛えることが大切」
と誰しも一度は耳にしたことがあることと思います。
この記事ではアウターマッスルとインナーマッスルのちがいについて解説していきます。
目次
・まとめ
◆アウターマッスル 表層筋
アウターマッスルの特徴は、大きく3つです。
①身体の表面にある。皮膚の上から触れることができる
②たくさんの関節をまたぐ。大きな動きを生み出す
③力はつよいが持久力はよわい(白い筋肉・速筋の繊維の割合が多い)
アウターマッスルを強化するには重い負荷を筋肉にかけて、筋肉を肥大させることが一番の近道です。
強い負荷をかけるのでトレーニングの方法をあやまると関節を痛めてしまう危険性もあります。
効果的なアウターマッスルの鍛え方はこちらの記事をご参照ください。やみくもに負荷を大きくすると逆効果であることが分かりやすく説明されています。
◆インナーマッスル 深層筋
インナーマッスルの特徴は大きく3つです
①身体の奥にある。触れられないものも多い
②またぐ関節が少ない。関節を安定させ姿勢の保持に使われる
③持久力は強いが力は弱い(赤い筋肉・遅筋の繊維の割合が多い)
インナーマッスルの役割は、ダイナミックに関節を動かすというより
●関節を安定させる
●姿勢を保持する
など、細やかな働きをしてくれます。
インナーマッスルを強化することで、しなやかな動き、安定した良い姿勢が手に入ります。
腰痛、肩こり、膝の痛みなどの体の不調の予防にも役立ちます。
アウターマッスルとインナーマッスルの割合
人間の身体には、全部で400以上の筋肉がついています。(分類法によっては650とする本もあります)ここで大切なのは、到底覚えきれないほど種類が多いということです。
その中で、アウターマッスルというのは、すべて覚えることができます。トレーニング好きの人ならだれでも一度は聞いたことのあるような筋肉です。
上半身では
僧帽筋・広背筋・大胸筋・腹直筋・三角筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋
下半身では
大殿筋・ハムストリングス・大腿四頭筋・腓腹筋・脛骨筋
などです。体表の筋肉は数は限られているのですべて把握するのは難しくありません。
全部の筋肉の中からアウターマッスルを除いた、のこりがインナーマッスルであるとすると理解が早いです。
つまり何百とある筋肉のうち、インナーマッスルの占める割合の方が圧倒的に多いということです。
この事実一つをみても、上に挙げたようなアウターマッスルだけでなく、奥底で働いてくれているインナーマッスルをトレーニングする方が大切ということが分かります。
●むだな脂肪がつきにくいシェイプアップされた体
●腰痛や肩こりになりにくい健康な体
を形作っているのは無数のインナーマッスルのおかげです。
インナーマッスルを鍛える4つのメリット・効果
インナーマッスルを鍛えるメリットは以下の4つです。
●姿勢の改善
●スポーツパフォーマンスの向上
●基礎代謝量が上がる
●きれいなボディラインになる
それぞれ詳しく解説します。
姿勢の改善
インナーマッスルを鍛えると、姿勢が改善される効果が期待できます。
インナーマッスルは体の深層で体の動きをサポートする役割があります。
特に、体幹を支えている「腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群」を鍛えると、背骨を支える力が強くなるため、姿勢が良くなります。
また、インナーマッスルには骨盤のゆがみを矯正する役割もあります。
姿勢が良くなることで疲れにくくなったり、美しい体を目指すことが可能です。
スポーツパフォーマンスの向上
インナーマッスルを鍛えると、スポーツパフォーマンスの向上が期待できます。
インナーマッスルには、アウターマッスルをはじめ骨や関節など体全体をサポートする役割もあります。
そのため、インナーマッスルを鍛えることで体幹が安定し、しなやかな体を作ることができます。
アウターマッスルだけを鍛えてしまうと、体幹がブレやすくなり、むしろ動きにくくなってしまう場合もあります。
インナーマッスルとアウターマッスルの両方を並行して鍛えることで、スポーツパフォーマンスや日常の動作が改善されるでしょう。
基礎代謝量が上がる
インナーマッスルを鍛えると、基礎代謝量が上がり、太りにくい体質になる効果が期待できます。
基礎代謝量とは、安静にしている状態でも消費されるエネルギーのことで、呼吸や内臓の動きなどによって消費されます。
基礎代謝量は筋肉の量でも変化すると言われており、インナーマッスルを鍛えることで体幹を司る筋肉のエネルギー消費量が多くなります。
基礎代謝量が上がることで運動ができないときでもエネルギー消費量が多い状態を保つことができたり、免疫力の向上が見込めます。
きれいなボディラインになる
インナーマッスルを鍛えると、ボディラインが整えられる効果が期待できます。
インナーマッスルは体全体に張り巡らされており、インナーマッスルが弱いと内臓や脂肪を支える力が衰えてしまいます。
内臓や脂肪を支える力が弱くなると、重力によって内臓や脂肪が垂れ下がり、だらしない体に見えてしまう場合もあります。
インナーマッスルを鍛えることで、垂れ下がった内臓や脂肪をもとの場所に戻し、ボディラインを綺麗に整えることができます。
インナーマッスルを鍛えても意味がないと言われる原因
インナーマッスルは鍛えても意味がないと言われる場合があります。
その理由は、インナーマッスルは目に見える特徴や機能が限定的で、筋力量には直結しにくいからです。
インナーマッスルはアウターマッスルや骨、関節などを支えて体の動きをサポートする役割があります。
しかし、アウターマッスルのように大きな力を発揮したり見た目で分かったりすることはありません。
そのため、インナーマッスルは鍛えても意味がないと言われてしまうことがあるようです。
インナーマッスルを鍛えるにはどうしたらいい?
インナーマッスルまで鍛えたかったら、
①負荷を重くしすぎない(チューブなど専用の道具を使う)
②ゆっくりと、勢いを使わずに一定のリズムで関節を動かす
③動かしている部位よりも体幹がぶれないことを重視する
などの工夫と意識づけが欠かせません。
自己流のトレーニングで適切にインナーマッスルまでを鍛えるのは難しいです。
身体の仕組みを熟知した専門家のアドバイスのもと目的にあった適切なエクササイズを選択することが重要です。
インナーマッスルを鍛える際の注意点
インナーマッスルを鍛える際の注意点は以下の通りです。
●ゆっくりとした動作でインナーマッスルを意識する
●痛みがある場合は無理にトレーニングやらない
●呼吸を止めないようにして姿勢を正す
●一度に追い込むのではなく、トレーニング頻度を増やす
それぞれ詳しく解説します。
ゆっくりとした動作でインナーマッスルを意識する
インナーマッスルを鍛える際は、ゆっくりとした動作でインナーマッスルを意識しながらトレーニングを行いましょう。
インナーマッスルは素早くトレーニングをしてしまうと、負荷がかからないばかりか怪我の原因になってしまいます。
その理由は、インナーマッスルは小さく繊細な筋肉が多いため、高負荷のトレーニングでは筋繊維が耐えられないことがあるからです。
インナーマッスルを鍛える際は、焦らずにゆっくりとトレーニングを行いましょう。
痛みがある場合は無理にトレーニングやらない
インナーマッスルを鍛える際は、筋肉や関節に痛みがないかどうかを確認しましょう。
筋肉や関節に痛みがある状態で無理にトレーニングをしてしまうと、さらに痛めてしまったり思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。
トレーニングは、適切なタイミングで行うことが大切です。
もし筋肉や関節に痛みがある状態でトレーニングをどうしても行いたいのなら、必ず事前に整体院に相談するようにしましょう。
呼吸を止めないようにして姿勢を正す
インナーマッスルを鍛える際は、呼吸を止めないようにして姿勢を正してトレーニングをしましょう。
トレーニング中に深く呼吸をすると、インナーマッスルの働きが活性化し、トレーニング効果を向上させることが期待できます。
また、トレーニング中の姿勢が悪いとトレーニング効果が最大限発揮されない場合があるので、正しい姿勢をキープできるように意識しましょう。
一度に追い込むのではなく、トレーニング頻度を増やす
インナーマッスルを鍛える際は、一度に追い込むのではなく、トレーニング頻度を増やしましょう。
インナーマッスルは高負荷に弱く、過剰なトレーニングは怪我の原因になってしまう場合もあります。
そのため、インナーマッスルを鍛える際は焦らずゆっくりと、長い期間をかけて少しずつ鍛えることを意識しましょう。
トレーニングに励む方にふじさわ整体院がお役に立てること
当院には、プロのダンサー・スポーツ選手・愛好者、トレーニングのプロフェッショナルの方などもメンテナンス通院にいらっしゃいます。パフォーマンス向上のために努力を惜しまない姿に毎回尊敬の念を抱きます。
一方で「身体の事をよく勉強しないままやっているので不安」という声もよく耳にします。
インナーマッスルまで鍛えたいけれど何をしていいかわからない
と漠然と感じていらっしゃるようです。せっかくトレーニングをするなら一番効果的な方法で取り組んでいただきたいと思います
お体の悩みは、なんでもお気軽にご相談ください
ふじさわ整体院では、ピラティスのレッスンも承っております。
ふじさわ整体院のピラティスでは、整体のプロが提案するトレーニングで、強靭でしなやかな体作りを目指すことができます。
ピラティスに興味のある方は下記のボタンから気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では、インナーマッスルとアウターマッスルの違いやインナーマッスルの鍛え方を紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
①トレーニングは目的に合わせて最適な方法を選択することが大切
②腰痛・肩こりの予防にはインナーマッスルの強化が効果的
③ふじさわ整体院では、ピラティスのエッセンスを取り入れ、トレーニングの指導も行っている
当院についてや体のことをもっと知りたい方は、下記のメールアドレスへお気軽にお問い合わせください。
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