朝起きたら身体が痛いのはなぜ？　原因別に対策法を解説

腰痛や肩こり、背中や足の痛みなど普段から慢性的に症状があり「朝起きたときが一番辛い」とお悩みではありませんか？

この記事では、起き抜けの体の痛みを解消するための対策法をご紹介していきます。

目次

・ 朝起きて身体が痛い　６つの原因

・ 朝から身体が痛くならないために　3つの対策

・ 対策したけれど改善しない場合は専門家に相談

・まとめ

朝起きて身体が痛い　６つの原因　

朝起きた直後は一日のうちで最も血流が低下しているので、痛みを感じやすいです。

原因は色々考えられますが、6つに絞りました。

①睡眠の質が良くない

睡眠の質に問題があると、疲労がたまります。ただ睡眠時間が足りないのだけが問題ではありません。

眠りの質を上げていくために４つの方向から改善点すべきポイントを考えます。

【不眠の４タイプ】

・入眠障害…なかなか寝付けない

・中途覚醒…夜中に何度も目が覚める

・早朝覚醒…起きるはずの時間より２時間以上早く目が覚める

・熟眠障害…睡眠時間をたっぷりとっても満足できない

「全部当てはまる」という方もいらっしゃるかもしれません。

一つも当てはまらないという方のほうが少ないのではないでしょうか？

②寝る姿勢に改善点がある

寝る体勢により、身体への負担がかかります。体に歪みのクセがあると、それは睡眠中も継続されます。

寝具の問題だけではなく、入眠前の過ごし方も大切です。

●アルコールの過剰な摂取

●寝たばこ

●寝る前スマホ

など・・・

悪いと分かっていてもやめられないことは多いです。

③内臓に問題がある

肝臓や腎臓の痛みが背中や腰の筋肉に痛みを出すことがあります。

夜中にじりじりと特定の箇所が痛むときは要注意です。

④血行不良

血の行きわたりが悪くなると、痛みがでます。睡眠中は一日の中で最も血の巡りが悪くなる時間です。

⑤筋肉の硬直具合

筋肉は、寝ている間動かされていないので、固まります。

筋肉のコリは、専門用語で「不随意収縮」と言います。

不随意収縮とは「無意識のうちの緊張」という意味です。

筋肉のコリは寝ている間・無意識下でも、ずっと緊張し、収縮し続けています。

⑥普段の姿勢

猫背や反り腰から背中の痛みは起こりやすいです。

仰向けに寝て、背中が床面にすんなり着かないときは、姿勢の問題の可能性大です。

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これらのことが朝起きたら身体が痛い原因ではないでしょうか？

次に、原因別に対策法を述べていきます。

朝から身体が痛くならないために　3つの対策

①睡眠の質を高める工夫

「睡眠の質を改善する」

誰もが願っているけれど、なかなか叶わない課題です。

難しいことのようですが、物心つく前は、睡眠で悩むことはなかったはずです。

みんな昔は出来ていたわけですから、特定のノウハウに頼ることなく、自分の体をもともとの姿に返すことが最も大切だと考えます。

寝る前にリラックスする環境を整えることで、上の図の交感神経優位のバランスを副交感神経優位に傾けていくことが大切です。

②起きている時の姿勢をよくする

このことが改善の一番確実な方法と思います。

姿勢が悪くなると、その状態を筋肉が覚えてしまいます。たとえて言えば「形状記憶作用」のようなものです。

一度クセづいてしまった姿勢を自分の意志だけで改善するのは極めて難しいです。

まずは自分の姿勢のクセを知るところから始める事が大切です。

④寝る前ストレッチで筋肉を緩める

ストレッチをして固まった筋肉を緩めます。

ハードなトレーニングは交感神経を優位にしてしまいます。体全体を柔らかく動かすエクササイズがおすすめです。

ベッドの上でもできるキャットストレッチが効果的です。

①ベッドの上に四つん這いになります

②おへそを見るようにして背中を丸めます

③天井を見るようにして背中をそらします

②と③を４秒ずつを目安に繰り返します。

背骨を気持ちよく動かせるので、自律神経のバランスも整える効果が期待できます。

対策したけれど改善しない場合は専門家に相談

それでも改善が見られない場合、内臓の病気の疑いもありますが、可能性としては高くありません。

ほとんどの場合セルフケアでは対処しようがないくらい、体の歪みや筋肉の疲労が蓄積しすぎていることが原因です。

整体施術の力で長年の悩みが、スッキリ解消するケースがあります。

ひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。

まとめ

①朝の起き抜けは一日のうちで最も血の巡りが悪い時間帯

②自分でいろいろ対策しても効果が出ないことも多い

③ふじさわ整体院のトリガーポイントセラピーで血行不良の解決を目指す