「ある朝、鏡を見たら口角が下がっていた」 「うがいをすると、口の端から水がこぼれてしまう」
顔面神経麻痺という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、実際に自分の身に起きると、これほど不安なことはありません。
「これって病院へ行くべき? それとも整体?」 「ずっとこのままだったらどうしよう……」
そんな不安を抱えて当院を訪ねてくださる方もいらっしゃいます。
今回は、少し難しい「顔面神経」の仕組みを紐解きながら、私たち整体師がどのようにお力になれるのかをお話しします。
1. 顔面神経は、実は「働き者」のハイブリッド神経
「顔面神経」という名前ですが、実は顔を動かすだけの神経ではありません。
- 表情を作る(運動):笑う、怒る、目を閉じる。
- 味を感じる(感覚):舌の前の方で味を感じる。
- 涙や唾液を出す(分泌):お口や目の潤いを保つ。
- 音のボリューム調整(耳):耳の中にある「アブミ骨筋」という小さな筋肉を動かして、大きな音から耳を守る。
つまり、顔面神経がトラブルを起こすと、顔が曲がるだけでなく「味がわからない」「音がうるさく響く」「涙が止まらない」といった多彩な症状がセットで現れるのです。
2. なぜ「麻痺」が起きてしまうのか?
顔面神経は、脳から出たあと、耳の奥にある「側頭骨」という骨の中の非常に狭いトンネルを通って顔へと向かいます。
ここがポイントです。 このトンネルはとても狭いため、少しでも炎症が起きて神経が腫れてしまうと、すぐにギッチリと圧迫されて「情報の伝達」がストップしてしまうのです。
- ベル麻痺(全体の約6割):ストレスや寒冷刺激、免疫低下によるものと言われています。
- ハント症候群(全体の約2割):帯状疱疹ウイルスが原因。耳の周りに水ぶくれができるのが特徴です。
3. 「お医者さん」の後に、私たちができること
顔面神経麻痺が起きたら、まずはすぐに専門医(神経内科や耳鼻科)を受診してください。これは鉄則です。ウイルスを抑える薬や、炎症を鎮めるステロイド治療が最優先だからです。
では、その後で私たち整体師に何ができるのか。 結論から言うと、「神経が回復しやすい環境を整えること」と「筋肉が痩せてしまうのを防ぐこと」です。
- 血流のサポート:神経の修復には「栄養」と「酸素」が必要です。首や肩周りの緊張を解き、顔への血流を促すことで、神経の回復をバックアップします。
- 表情筋の「廃用」を防ぐ:神経が眠っている間、顔の筋肉は使われないことでどんどん硬く、細くなってしまいます(これを廃用性萎縮と言います)。私たちはプロの手技で、筋肉の柔軟性を保ち、神経が目覚めた時にすぐに動ける状態をキープします。
- リハビリの伴走:鏡を見ながら顔を動かす「百面相」のようなトレーニングも、一人で続けるのは根気がいります。当院では、回復の段階に合わせたアドバイスを行い、一緒にゴールを目指します。
最後に:あなたの「腕試し」の場所になりたい
講義でもお伝えしていることですが、顔面神経麻痺は、私たちのような徒手療法を行う人間が、時にお医者さん以上の貢献ができる可能性を秘めた分野です。
「もう治らないと言われたけれど、諦めたくない」 「リハビリをしたいけれど、どうすればいいかわからない」
そんな時は、ぜひふじさわ整体院を頼ってください。 あなたの表情が、パッと明るく戻るその日まで。私たちは解剖学という確かな根拠を持って、全力でサポートさせていただきます。
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