「仕事だから仕方ない」 「この痛みは、明日になれば気のせいだと思いたい」
そうやって、重い荷物を抱えながら、自分の体の悲鳴に蓋をしていませんか?
先日、当院に一人の女性が来院されました。 お仕事は、精肉の卸。 スーパーに並ぶパックのお肉ではなく、スライスする前の「20kg〜30kgの塊」が入ったダンボールを毎日、何十箱と運ぶ過酷な現場で戦っている方です。
■ 「魚」と「肉」、卸の現場を知るからこそ分かること
実は私(院長・河原)も、かつては魚の卸の現場にいました。 100kgを超える冷凍マグロを捌き、冷たい水と重い荷物に追われる日々。シンクに浮く脂を見ていると、食べ物がお肉や魚に見えなくなるあの独特の感覚……私には痛いほど分かります。
そんな現場で働く彼女の肩は、まるでドラム缶を回し続けているかのように、パンパンに盛り上がり、内側へ強く巻き込まれていました。
彼女は言いました。 「痛いなと思っても、手を回して『気のせいかな』って言い聞かせてきた」と。
断言します。それは、気のせいではありません。 26歳という若さで、体が発している切実な「SOS」です。
■ 筋肉は「仲間」であり「借金」である
私たちの体には、約600個の筋肉があります。 本来、彼らは助け合って動く「仲間」です。しかし、無理な重労働が続くと、特定の筋肉だけがブラック企業の社員のように働き続け、ついにストライキを起こします。これが「痛み」の正体です。
休みの日に寝るだけでは返せない、体に溜まった「疲労の借金」。 これを放置すると、ある日突然、ぎっくり腰や動かなくなる肩として「倒産」の危機を迎えてしまいます。
■ 「20kgを持っても辛くない体」をゴールにする
当院の整体は、単なるマッサージではありません。 私たちが目指すのは、癒やしではなく**「現場復帰」**です。
カウンセリングと検査で「なぜ痛いのか」を客観的に突き止め、施術後の再検査で「どう変わったか」を共有する。
今回の彼女の場合、施術後には盛り上がっていた肩がストンと落ち、体の中心軸が整いました。 鏡を見て「あ、軽い!」と驚いた彼女の笑顔こそが、私たちが提供したい「変化(RP)」です。
■ 藤沢の「働く手」を守るために
精肉、魚卸、建築、介護……。 藤沢には、自分の体を資本にして、誰かの暮らしを支えている「強い手」を持った方がたくさんいます。
あなたが倒れてしまったら、困る人がたくさんいます。 「気のせい」にして限界まで頑張る前に、一度その「借金」を返しに来てください。
「20kg持っても、前ほど辛くない」 そんな毎日を、私たちと一緒に取り戻しましょう。


