自律神経の乱れと慢性疲労・全身疲労　寝ても抜けない倦怠感

目次

・ 慢性疲労は整体で改善できるの？

・ 来院時の不調　寝ても慢性的疲労感が取れない

・ 慢性疲労が抜けない原因の所見　自律神経のバランス

・ 慢性疲労に対する施術方法　自律神経のバランスの調整

・ 施術の経過　疲労感が抜けやすくなるまで

・まとめ

慢性疲労は整体で改善できるの？

「十分な休息と睡眠はとっているのに、疲れが抜けない」とお悩みではありませんか？

病院に行っても「特に異常はない」といって何も処置はしてもらえないケースが多いです。

疲労は病気ではないので、保険診療の範囲には入りにくい現実があります。

当院では毎月６００名以上の方が来院されますが、どこかが痛いというわけではないけれど、もっと健康で快適な日々を過ごしたいという方が多いです。

あなたの慢性疲労、倦怠感の改善にも、必ずお役に立てることと思います。

この記事では、自律神経の乱れからくる全身疲労に悩む方が、整体メンテナンスを受けてどのように改善していったかをご紹介します。

■　30代　女性（会社員）

来院時の不調　寝ても慢性的疲労感が取れない

・身体全体的にコリを感じるが特に首・肩はつらいことが多い
・寝ても疲れが取れる感じがしない
・慢性的な疲労感。気力の減退

慢性疲労が抜けない原因の所見　自律神経のバランス

・触診では、肩甲骨部分及び頚部に筋緊張が見受けられる
・カウンセリングでお話を伺っていると相当な心理的ストレスにさらされていることが察せられた
・整形外科学的検査において、各関節部分の可動域の減少

※上記内容を踏まえ、上半身を中心とした、筋肉の過緊張及び心理的ストレスによる自律神経の働き低下が不調の原因と判断

慢性疲労に対する施術方法　自律神経のバランスの調整

◆上半身を中心としたトリガーポイント療法
◆呼吸法指導
◆運動療法
◆睡眠・食事指導
◆カウンセリング療法

施術の経過　疲労感が抜けやすくなるまで

【ステップ1】約4週間　⇒　8回

・上半身を中心とした中心としたしたトリガーポイント療法により筋肉の弛緩を促す。
・日常生活において、深呼吸を意識付け
・肩甲骨部分のストレッチ

【ステップ2】約3週間　⇒　4回

・ステップ1でのトリガーポイント療法は継続

・肩甲骨周辺の筋肉の弛緩は認められている。さらに身体全体のバランスをとるよう、施術を行う

・運動療法（ジョキング）

【ステップ3】　 2週1回の来院でメンテナンス

2週に1回の来院ペースでメンテナンスを実施。

・身体全体が軽くなった気がするとのこと

・寝ても疲れがとれやすくなり、疲労感が軽減しているとのこと

まとめ

①慢性疲労は、特別な病気が関係していない限り、病院での治療対象となりにくい

②自律神経のバランスが乱れが背景にある可能性がある

③整体では、筋肉の緊張を緩め、体の歪みを取っていくことで、疲労の抜けやすい体づくりをサポートする