骨盤の前傾に伴う慢性的な腰痛　定期的なメンテナスで予防ケア

目次

・ 慢性腰痛の予防に整体・カイロプラクティックは有効？

・ 来院時の不調　腰の違和感

・ 慢性腰痛がおきている原因の所見　骨盤の傾き

・ 慢性腰痛への施術方法　トリガーポイントセラピー

・ 施術経過による慢性腰痛症状の変化 腰の違和感が減る

・まとめ

慢性腰痛の予防に整体・カイロプラクティックは有効？

腰痛は人口の4人に1人が悩まされているという国民病です。

日常生活のなかに原因が根差している以上、どのように優れた整体施術をしたとしても完治するということはないと考えます。

完治や根治ができないならば、メンテナンスケアをして、腰痛に悩まされずに過ごせる時間を少しでも増やしていくのが最善の方法です。

今回は10年以上にわたって整体・カイロプラクティックのメンテナンスをうけている方の事例をご紹介します。

来院時の不調　腰の違和感

■　40代　男性（教員）

・10数年前より腰に違和感を感じるようになった
・定期的にカイロプラクティックの治療院へ通院しメンテナンスを行っていた
・転居をして、上記施術院への通院が困難になり当院へ来院

慢性腰痛がおきている原因の所見　骨盤の傾き

・姿勢の検査を行うと、骨盤の前傾が見受けられる

・違和感がひどい時には、下肢にシビレが発生するとのことで整形外科学的検査を行うが、ヘルニアなどの可能性は低い様子

※上記内容を踏まえ、骨盤前傾による、臀部及び腰部周辺の筋肉の過緊張により、違和感や坐骨神経痛のようなシビレが発生していると考えられた

慢性腰痛への施術方法　トリガーポイントセラピー

◆腰部及び臀部から下肢を中心としたトリガーポイントセラピー
◆下肢を中心としたストレッチ指導
◆立位・座位などの姿勢指導
◆運動療法

施術経過による症状の変化　腰の違和感が減る

【ステップ1】約4週間　⇒　8回

・腰部及び臀部から下肢を中心としたしたトリガーポイント療法により筋肉の弛緩を促す。

・下肢を中心としたストレッチ指導
（特に授業の合間などに出来る内容を意識して）

【ステップ2】約3週間　⇒　5回

・下肢筋肉の弛緩はステップ1で充分に実感できたので上半身も含めた、身体全体のトリガーポイントセラピーを実施

・お子さんが小さく、お散歩によく行かれるとのことで公園などでお子さんと一緒に出来る軽い運動療法を提案

【ステップ3】　 3週1回の来院でメンテナンス

3週に1回の来院ペースでメンテナンスを実施。

・以前は授業中に足腰に違和感を感じることも多かったが現在はあまり感じないとのこと

・ウォーキングなどの運動療法でのセルフケアを中心に指導を行う

まとめ

①骨盤の傾きのクセが腰痛につながることがある

②カイロプラクティックの定期的なメンテナンスが腰痛予防に有効

③ふじさわ整体院ではトリガーポイントセラピーで体の歪みの解消を目指す