「何日もお通じがない」
「便が硬く、出すのがつらい」
「薬を使っているけれど、生活習慣も見直したい」
このようなお悩みはありませんか?
結論からいうと、整体だけで便秘そのものを治せるとはいえません。
便秘には、食事や水分、運動不足、薬の影響、排便時の身体の使い方、消化器の病気など、さまざまな要因があります。そのため、長く続く便秘や急に始まった便秘では、まず医療機関で原因を確認することが大切です。
一方、便秘に加えて、お腹や腰まわりの緊張、身体の動かしにくさ、呼吸の浅さなどがある場合には、整体で身体側の負担を減らすことが、日常生活を整えるきっかけになる場合があります。
この記事では、便秘の主な原因、セルフケア、医療機関を受診する目安、整体でお手伝いできることを解説します。
便秘とはどのような状態?

便秘は、単に「毎日排便がない状態」だけを指すものではありません。
排便の回数が少ないだけでなく、
- 便が硬くて出しにくい
- 強くいきまないと出ない
- 排便後も便が残っている感じがする
- 出口で詰まっているように感じる
- 排便に時間がかかる
など、十分に排便できず、本人がつらさを感じている状態も含まれます。
排便回数には個人差があります。毎日出なくても、無理なく排便できており、残便感や腹部の不快感がなければ、必ずしも便秘とは限りません。
便秘の主な原因

便秘の原因は一つではありません。
食事や水分の影響
食事量が少ない場合や、食物繊維を十分に摂れていない場合は、便の量が少なくなることがあります。
また、水分が不足すると、便が硬くなり排出しにくくなる場合があります。
運動不足や生活リズムの変化
身体を動かす機会が減ることや、食事・睡眠の時間が不規則になることも、便通に影響する場合があります。
便意を我慢する習慣
仕事や外出、育児などで便意を我慢することが続くと、排便のタイミングを逃しやすくなります。
薬や病気の影響
痛み止め、鉄剤、一部の精神科領域の薬など、薬の種類によっては便秘が起こることがあります。
また、大腸の病気、甲状腺機能の低下、糖尿病、神経の病気などが関係している場合もあります。
処方薬を自己判断で中止せず、便秘が気になる場合は医師や薬剤師に相談してください。
便秘とともに感じることがある不調

便秘がある方の中には、次のような不調を同時に感じる方もいます。
- お腹の張りや胃腸の不快感
- 食欲の低下
- 疲労感
- 頭痛
- 肩や背中のこり
- 腰や股関節まわりのつらさ
- 手足のむくみ
ただし、これらがすべて便秘によって起こるわけではありません。
便秘とは別の原因が隠れている場合もあるため、症状が強い場合や長く続く場合は医療機関へご相談ください。
便秘を改善するためにできること

食物繊維を食事から摂る
食物繊維は、便の量を増やしたり、腸内環境を整えたりする働きがあります。
食物繊維を含む食品には、
- 野菜
- 果物
- 豆類
- いも類
- きのこ
- 海藻
- 玄米や全粒穀物
などがあります。
急に大量に増やすと、お腹の張りが強くなる方もいます。体調を確認しながら少しずつ取り入れましょう。
適度に水分を摂る
水分不足がある場合は、便が硬くなりやすくなります。
ただし、水を大量に飲めば必ず便秘が改善するわけではありません。食事や運動も含め、生活全体を見直すことが大切です。
軽く身体を動かす
散歩や軽い体操など、無理のない運動を続けてみましょう。
長時間座り続けている方は、ときどき立ち上がるだけでも身体を動かすきっかけになります。
便意を我慢しない
便意を感じたときにトイレへ行ける生活リズムを整えましょう。
朝食後など、落ち着いてトイレに座れる時間をつくる方法もあります。長時間、強くいき続ける必要はありません。
排便しやすい姿勢をつくる
洋式トイレでは、足元に小さな台を置き、膝を股関節より少し高くすると、前かがみの姿勢を取りやすくなります。
息を止めて強く力むのではなく、ゆっくり息を吐きながら下腹部に軽く力を入れてみてください。
このような便秘は医療機関へ

次のような場合は、整体やセルフケアだけで様子を見ず、医療機関へご相談ください。
- 急に便秘が始まった
- 強い腹痛や腹部の張りがある
- 吐き気や嘔吐を伴う
- 便に血が混じる、または黒い便が出る
- 発熱を伴う
- 便秘と下痢を繰り返す
- 意図しない体重減少がある
- 便もガスも出ない
- セルフケアをしても長期間改善しない
- 市販薬を繰り返し使わないと排便できない
便秘の診断や薬の調整は、医療機関の役割です。
日本消化管学会からも、慢性便秘症についての診療ガイドラインが公表されています。日本消化管学会「便通異常症診療ガイドライン2023」
ふじさわ整体院でできること
ふじさわ整体院では、便秘そのものを診断したり、腸の病気を治療したりすることはできません。
医療機関で重大な病気がないことを確認したうえで、
- お腹や腰まわりの筋肉の緊張
- 背中や股関節の動き
- 呼吸時の胸郭や腹部の動き
- 長時間の座り姿勢
- 運動不足や生活習慣
などを確認します。
身体の緊張が強い場合には、お腹を強く押すのではなく、腰・背中・股関節などを含めて、無理のない範囲で施術します。
整体で便秘の改善を保証することはできませんが、身体を動かしやすくし、運動やセルフケアを続けやすい状態を目指すことはできます。
薬を否定せず、身体と生活の両方を見直しましょう
便秘薬には複数の種類があり、便秘の状態に合わせて使い分けられます。
「薬を使うのはよくない」と自己判断で中止するのではなく、効き方や副作用が気になる場合は、処方した医師や薬剤師に相談してください。
便秘を整えるには、薬か整体かという二者択一ではなく、
- 必要な検査や治療
- 食事と水分
- 運動
- 排便習慣
- 身体の動かしやすさ
を一緒に見直すことが大切です。
医療機関で大きな異常はないものの、お腹や腰まわりの緊張、姿勢や身体の動かしにくさも気になる方は、ふじさわ整体院へご相談ください。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
| TEL | 0466-53-8667 |
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