
最近会社がテレワークを推奨していて、通勤がなくなり楽になったけど、なんだか腰の痛みを感じることが増えた気がする

最近部署異動があり、パソコン作業がメインになってきて腰が痛い
とお悩みではないですか?
当院は毎月600人以上の来院があり、腰痛が原因で来院される方が非常に多いです。
そんな中、慣れないデスクワーク、環境の変化で腰痛が酷くなったというお話を聞くことが増えてきました。
このブログを読めば、デスクワークと腰痛の関係性がわかります。
目次
- 腰痛とは
- デスクワークで腰が痛くなる?
- 腰痛の原因が座り方の場合
- 腰痛の原因が普段の姿勢に問題がある場合
- 腰痛の原因がパソコンやデスクの高さが合っていない場合
- テレワークになったら突然腰が痛くなった気がする
- テレワークならではの会社に行かないメリット
- 道具を使って環境を改善しよう
- 環境以外で腰痛を改善したい
- デスクワーカーにオススメ、0 100体操
- 最後に
腰痛とは
読んで文字の通り、腰の痛みです。
腰が痛くなる原因は様々です。
☑ 交通事故などによる外傷
☑椎間板ヘルニアなど、病気が原因の腰痛
☑体に負担のかかる体勢を続けたことによる筋肉のコリが引き起こす腰痛
よく耳にする「ぎっくり腰」は、重いものを持ち上げたり、くしゃみをした時になるケースが多いです。
その背景には慢性的な腰痛があり、上記の例の中では、筋肉のコリが原因の腰痛に当てはまります。
デスクワークで腰が痛くなる?
学校生活や仕事、机で何かしらの作業をしている時に、腰が痛いと感じたことはありませんか?
なぜデスクワークで腰が痛くなるのか、考えられる原因としては以下の通りです。
- 座り方に問題がある
- 普段の姿勢に問題がある
- パソコンやデスクの高さが合っていない
では、なぜそれらが原因になるのか、解説していきます。
腰痛の原因が座り方の場合
デスクワークで腰痛の原因になる座り方は、前のめりになって座っている場合やずっこけ座りです。
ずっこけ座り
背筋を伸ばして座ることに疲れ、背もたれによりかかり、お尻が前に滑ったように座る姿勢です。
本来負担がかかるのは、お尻ですが、この場合に負担は上半身にかかります。
その結果、ずっこけ座りは腰痛の原因になります。
また、デスクワークの方に多いのが、前のめりの座り方です。
前のめりの座り方
パソコンを覗き込むように、首を突き出して座る座り方です。
こちらの座り方をつづけると、やがて猫背の悪化や、肩、首の負担増からストレートネックの原因にもなります。
その他、背もたれに過度に寄りかかる座り方、足を組んだり、机に頬杖をつく座り方も腰痛の原因になりますので、普段から自覚がある方は今すぐやめましょう。
腰痛の原因が普段の姿勢に問題がある場合
デスクワークの場合、一日中同じ姿勢のことも珍しくないです。
普段から猫背など姿勢が悪い方は、デスクに座って良い姿勢を保ちながら仕事をすることが難しいです。
そのため、姿勢を崩し、ずっこけ座りや前のめりの座り方が楽に感じることも多いでしょう。
結果的に、姿勢が悪いと座り方にも影響が出てしまいます。
また、姿勢が悪いと日ごろから腰に負担がかかることが多いため、負担の積み重ねで、痛みが起こりやすいのです。
腰痛の原因がパソコンやデスクの高さが合っていない場合
こちらは、設備、環境が原因です。
オフィスでの机の高さや、パソコンの高さは自分に合っているでしょうか?
実は、環境はとても大事です。
なぜなら、作業がやりづらい環境では、人はストレスを受けます。
例えば、あなたが子供用の自転車に乗って買い物に行くことを想像してください。
相当漕ぎづらいはずです
それをオフィス環境に置き換えて考えてみたらどうでしょう。
作業のしづらい環境ではストレスが溜まり、そのストレスが腰痛の原因となります。
身長や体格も人それぞれなので、自分にあった環境を整え、なるべくストレスや負担を減らしていく必要があります。
テレワークになったら突然腰が痛くなった気がする
最近テレワークを推奨する企業が増えました。
会社に出勤するストレスは減ったのになぜか腰が痛くなったという方も多いと思います。
ではなぜテレワークで痛くなったのでしょうか。
それは、オフィスと自宅での環境が違うことが原因です。
上でお伝えした通り、パソコンやデスクの高さは合っていますか?
家にある適当なデスクを使っている人も多いと思います。
ましてや、ちゃぶ台での作業なんかですと負担が多くかかります。
また、オフィス環境にない、ソファーやベッドで作業してる人もいます。
当然ながらそれらは、身体にストレスや負担をかけます。
上記のことで心当たりがある人は今すぐ自宅の環境を整えるといいでしょう。
テレワークならではの会社に行かないメリット
テレワークにはデメリットばかりではなく、メリットも非常に多いです。
何より通勤時間が無くなる事や、人とのコミュニケーションを直接取らなくてもいい点は多くの人にとっても大きなメリットでしょう。
ストレスが減ることで身体の不調も軽減します。
また、オフィス環境ではなかなかやりづらいストレッチをデスクから離れて行うことも可能です。
デスクワークでは、同じ姿勢を取り続けることで、より疲れも溜まります。
そのため、一度ストレッチを合間に挟み、深呼吸をするなり、自身でリラックス出来る習慣を作るといいですね。
道具を使って環境を改善しよう
最近では、機能の優れたクッションなんかも多く販売されています。
特に自然と良い姿勢がキープ出来るクッションも販売されており、そちらを利用するのもいいでしょう。
また、最近では立ってパソコン作業が出来るデスクもあり、そちらも非常にオススメです。
特に身長が高くなかなかデスクの高さが合わない人にピッタリなのではないでしょうか。
少し高価ではありますが、パソコンの高さを調整する台や、モニタ―を購入するのもいいでしょう。
環境以外で腰痛を改善したい
環境ではない改善方法があるとすれば、直接身体のゆがみやバランスを整えて、自然と良い姿勢がとりやすくなる身体にしていくことです。
整体やカイロプラクティックなどで身体の悩みを根本から改善していくといいでしょう。
その点では、当院もお力になれるところです。
悩みはデスクワークによる腰痛かもしれませんが、肩こりなど、全身のコリから痛みの原因を探し、改善に向けて施術していきます。
もし、周りの環境を変えたり、いろいろ試したんだけど良くならない場合は、一度ふじさわ整体院にご相談ください。
デスクワーカーにオススメ、0 100体操
デスクワーカーにおススメの姿勢を作る体操を紹介します。
まず椅子に座り、背中を思い切り丸めた姿勢を作ります。

この姿勢が「0の姿勢」です。
今度は背筋をこれ以上伸ばせないというところまで伸ばします。

これが「100の姿勢」です。
0の姿勢と100の姿勢を何回か繰り返し体に覚えさせます。
そこで100の姿勢から20を引き「80の姿勢」を作ってください。

この80の姿勢を普段から意識して過ごすことで腰の負担は軽減します。
ぜひ、実践してみてください。
最後に
ここまで長く書いてきましたがいかがでしたか?
デスクワークは、腰痛の原因になることがおわかりいただけましたでしょうか。
これからもデスクワークで働く皆さん、お仕事頑張ってくださいね。