目次
・まとめ
病院で治療してもなかなか治らない「足底腱膜炎」
かかとの痛みの原因として有名な「足底筋膜炎」に悩まされた方の症例を紹介します。
足底腱膜炎に対する病院での治療法としては
●インソール
●テーピング
●体外衝撃波
●手術
などがあります。
いずれも効果が安定せず、痛みがとりきれず悩まれている方が多いです。
原因が体の使い方による足の裏の過負荷にある以上、自分で体の使い方を変えていかなければ本質的な改善は望めません。
この記事では、足底腱膜炎に悩む方が整体施術を受けていく中で症状がどのように変化していったかをご紹介します。
足底腱膜炎に悩まされていた実際のご来院者様の声
整形外科で「足底筋膜炎」の診断でインソールも作りましたが、2年以上痛みが続いていました。
約5ヵ月の通院(20回)で少しずつ痛みがなくなり、今では患部を指で強く押すと多少の痛みがある程度となりました。
最初に行った整形外科、別の整形外科、接骨院など患部への施術で治らなかったもので、あきらめかけていましたが、下半身から背中の筋肉などをほぐす事で、足裏にも効果がある事が実感できました。
足底腱膜炎とは?かかとの炎症と骨の棘
「足底腱膜」とは読んで字のごとく、足の裏の腱の膜のことです。下図の赤丸「足底筋膜」で指し示されている白い膜全体を足底筋膜といいます。足指の付け根からかかとにかけて三角形の形をしています。
足底腱膜炎とは、この足裏の膜に炎症が起きてしまう症状です。上の図の四角く囲った部分に痛みを訴える方が多いです。
原因の多くは【オーバーユース】つまり使い過ぎです。
スポーツを頑張りすぎて、かかとの筋膜がこすれて炎症を起こすまでになってしまったということです。
症状が進行すると、かかとの骨が変形して「踵骨棘」とよばれる棘が生じます。
足底腱膜炎になりやすい人 スポーツ愛好家
足裏に激しい衝撃が加わるスポーツとしては、陸上競技や剣道・バレーダンスなどが思い浮かびますが、実際はあらゆるスポーツ愛好家の方に起こっています。
来院時の不調 インソールを使っても足の裏が痛い
◆2年前から、ずっと左足の裏が痛い
①整形外科を受診。インソールをつくるも改善せず
②整骨院にも通院。テーピングとサポータで痛みが一時的には和らぐも根本的な改善はしない
足底腱膜炎になった原因の所見 足裏の筋肉の過負荷
◆足裏の筋肉のトリガーポイントからくる関連痛
初回の施術で、マラソンや野球・山登りなど痛みのためにスポーツを休みたくないとお話を伺う。
スポーツを続けながら通院するので、改善に時間がかかってもよいとのこと
初回の施術で全身を触診していくと足裏や下半身に限らず全身の筋緊張が高まり、体の負担が限界を迎えているのが明らかだった。
すこしでも早く効果を実感してもらえるように、集中的に詰めたペースで通院することをお勧めし、理解・納得していただいたうえで施術に移行。
足底腱膜炎の施術の経過 山登りが再開できるまで
◆週に二回の通院で10回の集中施術
最初のころは施術後は痛みが治まっていたが、すぐにぶり返した
徐々に帰り道で痛みなく駅まで歩けるようになってきた。
7回目の施術の後は山登りに挑戦できたが、無理をした後は必ず痛みがでた。
◆10回目の施術を過ぎたころからまったく痛みが出ない日が増えてきた
◆現在(2021.9)初回通院より2年が経過。
メンテナスを続けながら足裏の痛みに悩まされることなく元通りスポーツを満喫している
まとめ
「足底腱膜炎」の治療となると電気治療・インソール・サポーター・テーピングなど、患部の足裏に対するケアをいかにするかに集中してしまいがちです。
しかしこの症例でそうであったように、問題は足裏だけにあるとは限りません。
地道に体の歪みや動き方のクセを取っていくことが本質的な解決につながることがあります。
足底腱膜炎にお悩みの方はお気軽に「ふじさわ整体院」にご相談ください。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
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