40代 男性 会社員
「手首が痛くて病院に行ったらTFCC損傷と診断されたが、いつまでたっても改善しない」とお悩みではありませんか?
TFCC損傷は手首の小指側が痛む症状です。
腱鞘炎ほど有名ではないですが、一度なってしまうと生活に支障をきたし、悩まれている方が大勢いらっしゃいます。
当院では毎月600名以上の方が来院されます。手首の症状に悩む方も多く、計画的に施術を受けることで皆さん快方に向かっていらっしゃいます。
今回はふじさわ整体院の施術でTFCC損傷に悩まれる方が改善していった症例をご紹介いたします
TFCC損傷とは?手首の小指側が痛む症状
上の写真は、整形外科の代表的な教科書「標準整形外科」から抜粋したもので、手首のレントゲン写真です。TFCC損傷で痛めてしまうのは上の写真の黒の矢印で挟まれた部分です。
一般の方がTFCC損傷になって感じるのは「手首の小指側が痛い」ということです。
一番の原因は「外傷」。スポーツや事故で手首につよい力がかかって痛めてしまった場合です。
今回の症例のように外傷を受けた覚えもないのに痛みが出てしまった場合はやっかいです。
病院でも治療法が確立されておらず、なかなか症状が良くならないと、患者様が困り果ててしまうことが多いです。
TFCC損傷発症からふじさわ整体院にいらっしゃるまで
●整形外科で電気治療を受けるも改善しない
⇒症状が右手首から左手首まで広がる。むしろ症状が悪化していく。
●ほかの整体で「筋膜リリース」治療を受けると一時的によくなるが数日で元に戻る
⇒即時的な効果よりも、じっくりメンテナンスして改善してくれる施術院をもとめてふじさわ整体院に
TFCC損傷になってしまった原因の所見
◆前腕の筋肉のトリガーポイントによる関連痛
前腕(手首から肘にかけての部位)の筋肉に硬結ができるとTFCC損傷とまったく同じ個所に痛みが発生することが知られている。
今回は写真の右「尺側手根屈筋」のトリガーポイントが原因になっているのではないかと考えられた。
施術の経過
●初回の施術で大きな変化は見られなかった
●3回目くらいで肩や肩甲骨周りの筋肉が楽になっていくのを感じた
●5回目くらいから徐々に手首の痛みが減っていき
●7回目には安静時の痛みはほぼなくなった(特定の方向に動かすと少しは痛む程度)
症状が治まった後もご本人の希望で定期メンテナンスを継続
初回来院時から2年以上が経過。ときに手首の痛みがぶり返すこともあるが、前の状態には戻らずに日常生活を送れている
まとめ
①病院でなかなか対処してもらえない慢性痛のほとんどは、筋肉の硬結からくる痛み(筋筋膜性疼痛
②病院で適応外のTFCC損傷の痛みは整体やカイロプラクティックなど手技療法家の得意分野
③計画的な施術を重ねることで徐々にTFCC損傷の症状に変化や改善がみられる