
肩を揉んでも、しばらくするとまた凝ってしまう。
「肩甲骨の位置」が悪いのでは?

「肩甲骨はがし」という施術がいいと聞いたけど、痛くないのかな?
とお悩みではありませんか?
日常、生活していて自分の「肩甲骨の位置」など気にしたこともないという方がほとんどではないでしょうか?
では、肩甲骨はどのような位置にあり、どのように動くのがよいのでしょうか?
この記事では月間780名以上の来院があり、多くの人の肩こりの悩みと向き合ってきたふじさわ整体院の院長が
◎肩甲骨の位置と動き
◎肩甲骨を動かしやすくする方法
について解説していきます。
目次
・まとめ
肩甲骨の位置

肩甲骨は背中の両サイドにある逆三角形の形をした骨です。
日常意識にのぼることは少ないですが、腕を動かすときに、陰ながらサポートしてくれている存在です。
肩甲骨の周囲にある筋肉が緊張したり、肩甲骨の動きが小さくなったりすると、肩まわりの負担や腕の動かしにくさにつながることがあります。
個人差があるとはいえ、だいたい上は胸椎(肋骨がついている背骨)の2、3番目~下は7、8番目にかけて付いています。
骨盤の骨と違って靭帯によって位置が固定されていない為、上下左右に自由に動くことができます。周りの筋肉によって、動きや安定を得ています。
肩甲骨の動き

肩甲骨は6つの方向に動くことが出来ます。
①挙上⇔②下制
③内転⇔④外転
⑤上方回旋⇔⑥下方回旋
の6つです。
6つの動きの特徴について順に説明していきます。
①挙上と②下制について
肩甲骨が上がったり下がったりする動きです。緊張している時、集中している時、ストレスを抱えている時などは肩甲骨は挙上しやすい状態にあります。
肩と耳の距離が近くなって、首が詰まってている状態です。
③内転と④外転について
肩甲骨を背骨側へ寄せるのが内転、外側へ開くのが外転です。
デスクワークなど前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨が外側へ開いた状態になりやすくなります。大切なのは内側へ無理に寄せることではなく、内転・外転のどちらにもスムーズに動けることです。
⑤上方回旋と下方回旋について

腕を横から上げるとき、肩甲骨は上方回旋し、腕を下ろすときには下方回旋します。この動きによって、肩関節だけに負担を集中させず、腕をスムーズに上げ下げすることができます。
肩甲骨の「正しい位置」とは?

肩甲骨には、誰にでも当てはまる「一点の正しい位置」があるわけではありません。体格や姿勢によって、安静時の肩甲骨の位置には個人差があります。
大切なのは、肩甲骨が特定の方向に偏ったまま動きにくくならず、腕や身体の動きに合わせてスムーズに動けることです。
肩甲骨は多くの筋肉によって支えられています。そのため、周囲の筋肉の緊張や働き方に偏りが生じると、肩甲骨の位置や動きにも影響します。
「正しい位置に固定する」のではなく、必要なときに必要な方向へ動ける肩甲骨を目指すと考えると分かりやすいでしょう。

また、肩甲骨は「動くこと」だけでなく、普段どのような位置にあるかも大切です。デスクワークなどで前かがみの姿勢が続くと、肩甲骨が外側へ開いた状態になりやすく、巻き肩や猫背のような姿勢と関連することがあります。
肩甲骨はがしとは?
以上をふまえると巷でよく言われる【肩甲骨はがし】の実態も理解しやすいです。
【肩甲骨はがし】という言葉がキャッチーなためよく使われますが、実際は【肩甲骨うごかし】の方が事実に近いと思われます。
「はがれるvsはがれない」のような議論をしている人は前提から理解がズレているかもしれません。
肩甲骨はがしは、実際に肩甲骨を肋骨から「はがす」わけではありません。
肩甲骨の周囲にある筋肉へアプローチしながら、動きにくくなっている肩甲骨をさまざまな方向へ動かしやすくしていく施術と考えると分かりやすいでしょう。
整体施術としては上の写真の様に、肩甲骨の下角(逆三角形の下の角)から手を差し入れて、動かす方法があります。

自分で出来る肩甲骨はがし
上に述べたように肩甲骨はがしというのは6方向に動く肩甲骨を、いろいろな方向に動かして本来の動きを回復していくことが本質です。
特定の決まった正解があるわけではありません。


上の写真の様に、肩に手を置いた状態でぐるぐる腕を回したり、タオルを使って肩甲骨を内に寄せたり、さまざまなエクササイズが肩甲骨はがしには有益です。
腕だけを回すのではなく、肩甲骨も一緒に動いていることを意識しながら行うのがポイントです。
自分で「気持ちいい」「効く」と思えるエクササイズを根気よく継続することにつきます。
セルフケアを続けても肩甲骨が動かしにくい、肩こりを繰り返す、腕を動かすと違和感があるといった場合には、自分では気づきにくい身体の使い方が影響していることもあります。
そのような場合は、肩甲骨だけでなく、肩関節や背骨、周囲の筋肉の状態まで一度確認してみるのも一つの方法です。
ピラティスで出来る肩甲骨のエクササイズ
当院ではピラティスのスタジオも運営しています。

より専門的な見地から効果的に肩甲骨を動かし、肩こりの解消を目指すことが出来ます。最初は張り付いて動かなかった肩甲骨が、ピラティスを続けていると徐々に動いていきます。
自分でも変化を実感できるので、モチベーションが続きやすいです。
施術とセルフケアを組み合わせながら、肩甲骨だけでなく、肩や背中までスムーズに動かせる身体を目指していきます。

肩甲骨の動きを改善したい、繰り返す肩こりを何とかしたい
とお悩みの方は、ふじさわ整体院にご相談ください。
まとめ

●肩甲骨は上下・左右・回旋方向へ動く
●大切なのは「正しい位置に固定する」ことではなく、偏りすぎずスムーズに動けること
●肩甲骨周囲の筋肉や姿勢、身体の使い方を整えることが、肩まわりの負担軽減につながる
●セルフケアで改善しにくい場合は、肩甲骨だけでなく肩関節や背骨、筋肉の状態も含めて確認する
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