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整体歴12年の結論。筋肉をフワフワに緩めても「肩こり」が消えない人の共通点

頭・首・肩

肩こりは肩の筋肉が緊張して起こります。

しかし筋肉を押したり揉んだりして緩めても必ずもし改善に向かうわけではありません。

私は整体師として12年以上、何千人もの肩こりに悩む方の施術に当たってきました。

5~6回も施術をすれば、最初はガチガチに固まっていた方の筋肉をフワフワに緩めることが出来ます。

しかし、同じように肩の筋肉をゆるめても

肩こりが楽になった

と喜んでくださる方と

全然楽にならない

と仰る方が明確に分かれます。2者の違いは何でしょうか?

私は明らかに日常普段感じているストレス値の違いだと考えます。

この記事ではストレスが肩こりに与える影響について述べていきます。

ストレスと自律神経の関係

自律神経は、

  • 呼吸
  • 心拍
  • 血流
  • 消化
  • 体温調節

などを、自動的(オートマチック)にコントロールしてくれています。

交感神経副交感神経の2つがあります。

  • 交感神経・・・日中、活動するときや緊張している時に働く神経です。いわゆる「戦う・逃げる(Fight or Flight)」状態です
  • 副交感神経・・・休息モードの神経です。リラックスしている時、安心している時、睡眠中に優位になります。身体を回復させるために必要な神経です。

ストレスが自律神経に与える影響

ストレスを感じると、交感神経が優位になります。また交感神経が優位になれば体が緊張状態になります。この状態が長く続くと、自律神経のバランスが崩れ、様々な不調を引き起こす可能性があります。

ここで重要なのは、「一度崩れた自律神経は、放置していてもなかなか元に戻らない」ということです。心身を健康な状態へ引き戻すためには、専門的な介入が必要不可欠です。

自律神経と筋肉のコリの関係

問題なのは、強いストレス状態が長期間続くことです。

ストレスを感じ続けると、交感神経がずっとONになったままになります。

すると身体は、

  • 無意識に力が入る
  • 呼吸が浅くなる
  • 歯を食いしばる
  • 首肩が常に緊張する

状態になります。

つまり、

「筋肉が硬いから肩こりになる」

だけではなく、

「脳と神経が“緊張し続けろ”という命令を出している」

状態になっているのです。

なぜ“揉んでも戻る”のか?

ここが重要です。

いくら筋肉をほぐしても、

身体そのものが

「緊張が正常」

だと認識していると、また元に戻ります。

これは例えるなら、

  • ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる

ような状態です。

施術で一時的に筋肉を緩めても、脳と自律神経が再び筋肉を緊張させてしまう。

その結果、

  • すぐ戻る
  • 朝から肩が重い
  • 常に張っている

という状態を繰り返します。


深層の筋肉(トリガーポイント)が緊張し続ける

肩こりが慢性化している方は、表面だけでなく、深い筋肉まで緊張していることが非常に多いです。

特に、

  • 肩甲骨周囲
  • 首の深層筋
  • 背中
  • お尻

などに、慢性的な緊張の“しこり”ができているケースがあります。

これを「トリガーポイント」と呼ぶことがあります。

この深層の緊張が続いている限り、身体は無意識に「危険・緊張状態」だと感じ続けます。

つまり、筋肉の問題と、自律神経の問題は切り離せないのです。


肩こり改善に必要なのは「安心できる身体」を作ること

肩こり改善というと、

  • ストレッチ
  • マッサージ
  • 湿布
  • 姿勢矯正

だけに意識が向きがちです。

もちろんそれらも大切です。しかし、本当に必要なのは、

「身体が安心して力を抜ける状態」

を作ることだと私は考えています。

そのためには、

  • 深層筋の緊張を緩める
  • 呼吸を整える
  • 睡眠の質を上げる
  • 過剰な緊張状態を抜く
  • 身体に“安全”を再学習させる

ことが重要です。

ピラティスには筋肉の再教育という概念があります。緊張するように教育された筋肉を一度整体でリセットし、ピラティスで緊張しない筋肉に再教育していくこと

皆様がいつまでも健康な身体であり続けるために最も有益だと、私の12年間の経験を経て確信しています。


まとめ

  • 肩こりは単なる「筋肉の硬さ」だけの問題ではない
  • ストレスが続くと、自律神経が緊張モードになる
  • その結果、筋肉が無意識に硬くなり続ける
  • ほぐしても戻る人は、神経系の緊張が抜けていないことが多い
  • 根本改善には「安心して力を抜ける身体」を作ること「筋肉の再教育」が大切

肩の表面をただ揉みほぐすだけでは、改善しない肩こりもあります。

もし、

「何をしても戻る」
「ずっと緊張が抜けない」

と感じているなら、

筋肉だけでなく、“神経の緊張”にも目を向ける必要があるかもしれません。

この記事を書いたスタッフ

院長 河原敏彦

ふじさわ整体院の院長です。
体のことを分かりやすくお伝えできるよう心がけております。お気軽にご質問ください。

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