スポーツをがんばりすぎて膝を痛めてしまった。自分で少しでも何とかできないかな?
膝が痛くて病院にいったら筋力不足と言われた。どの筋肉を鍛えればいいの?
とお悩みではありませんか?
膝の関節そのものに病変がない場合、膝の痛みのほとんどは筋肉の緊張が原因で起こっています。
よく「加齢のせい」「体重のせい」と言われてしまうことの多い「膝の痛み」ですが自分でケアをする方法を知っておくことは大切です。
この記事では膝に痛みを飛ばすトリガーポイントを持つ筋肉を3つご紹介していきます。
目次
①前ももの筋肉 大腿四頭筋
大腿四頭筋は、いわゆる前ももの筋肉です。四頭筋というだけあって4つに分かれます。
どれも膝関節をまたいで付いています。共通するのは膝を伸ばす(膝関節を伸展する)筋肉ということです。
膝のお皿をまたいで付いているわけですから、どの筋肉に硬結が生じても膝の症状につながります。
中でも大腿直筋のトリガーポイントが膝のお皿の真ん中に痛みを飛ばすことが知られています。
大腿四頭筋のアプローチとして一般の方がすぐに思いつかれるのが、スクワットをして鍛えるという事ですが、フォームが正しくないと逆に痛める可能性もあります。
図のように膝を曲げるだけでストレッチがかかります。ただ力任せに膝を曲げるだけでなく足首の動きにも気をつけなければなりません。
セルフケアとして行う分には下図のような一般的ストレッチで十分でしょう。強度を上げたいときは脚を後ろ側に反らす(股関節を伸展位にする)とよいです。
柔軟性を保っておくことで、膝の痛みだけでなく腰痛や股関節痛の予防にもつながります。
②内ももの筋肉 内転筋群
内ももの筋肉も膝に痛みを飛ばすことが知られています。
上の図を見ると膝以外にも脚の付け根(股関節)の痛みにも関係していることが分かります。
日常動作で、あまり使われないので、凝り固まっているというより弱まって使えなくなっている方が多いようです。
シンプルに脚を開く動作でストレッチが欠けられます。左右差がありすぎると体の中心軸がぶれてしまいます。膝痛の予防だけでなく、姿勢の維持にも大切な筋肉です。
特別な方法があるわけではないのでベーシックなストレッチを日々励行することが大切です。
③膝裏の筋肉 膝窩筋
「膝の痛み」と聞くと、「膝のお皿」のイメージが強すぎるせいか、膝の前側の痛みだと思い込んでしまう事があります。
しかし、実際は膝裏に痛みや違和感を抱えている方が多くいらっしゃいます。
膝裏の筋肉「膝窩筋」は押すと飛び上がるほど痛く、一般の方がケアするのは難しいです。
上図の様に、大事な血管や神経がそばを通っています。押す場所を間違えると、とても不快な感じするので注意が必要です。
膝を曲げる際に働くだけでなく、膝のお皿の向きを安定させる働きをしています。膝の靭帯、腱、半月板と共同して働きます。
☑変形性質膝関節症
☑ランナー膝
☑腸脛靭帯炎
など膝のトラブルと関係の深い筋肉として知られています。
こわばりがとれると、ひざ下がすっきりして、むくみ感も解消されることがあります。
◎まとめ
●膝の痛みは筋肉のトリガーポイントによって起きることがある
●原因となる筋肉は「大腿四頭筋」「内転筋」「膝窩筋」などが代表的
●セルフケアできるものと専門家に任せた方が良いものの両方がある
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