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学校に行けないほど疲れている中学生へ|慢性疲労症候群と整体でできること

症状ブログ

中学生のお子さんに以下の項目で該当するものはありませんか?

複数当てはまる場合でも、慢性疲労症候群とは限りません。起立性調節障害、睡眠リズムの問題、貧血、甲状腺の病気、感染症、こころの不調などでも似た症状が現れるため、まずは小児科などの医療機関へ相談してください。

慢性疲労症候群は、現在では「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)」とも表記される病気です。

慢性疲労と同じものに思われることがありますが、休養で回復する一般的な疲労とは区別して考える必要があります。

☑子供が朝、とにかく起きられない。睡眠時間を確保しても、朝起きるのがつらそう。

☑叩き起こしても、めまいや頭痛、微熱など体調不良を訴える。

☑朝起きれない為、学校に間に合わない。遅刻、または休む事が続いている。 休む事が続き、学校に行きづらくなってしまっている。

☑学校に行けない理由を聞いても、特別な理由がない。とにかく体調が悪そう。

☑怠けているわけではなさそう。原因があれば、子供の為に知りたい!

上記のような状態が続き、病院で慢性疲労症候群と診断されたお子さんのご家族

まだ診断は受けていないものの、お子さんの体調不良や欠席が続き、不安を感じているご家族

そんなご家族の為に、このブログを書き始めます。是非このまま読み進めてください。

目次

慢性疲労症候群とは 単なる慢性疲労とは違います!

厚生労働科学研究の調査報告では、ME/CFSについて次のように説明されています。

生活が著しく損なわれるほどの強い全身倦怠感、微熱、リンパ節腫脹、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下などが休養しても回復せず、少なくとも6 か月以上の長期にわたって症状が続く疾患(*1. 慢性臓器不全、慢性感染症、慢性炎症性疾患、主な神経性及び代謝・内分泌疾患、双極性障害・統合失調症・精神病性うつ病などの器質的疾患・病態を除く)であり、重症例では生活全般において介護が必要な状態となり得る。重症患者は医療機関への通院も困難となると言われており、本邦における患者実態は、明確には把握されていない。

厚生労働省の「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査結果」報告概要より抜粋
「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」(ME/CFS)の実態調査および客観的診断法の確立に関する研究 | 厚生労働科学研究成果データベース
厚生労働科学研究成果データベース MHLW GRANTS SYSTEM

筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、強い疲労や活動後の症状悪化などを引き起こす別の病気がないか、医療機関で確認したうえで診断が検討されます。

発症のしかたには個人差があり、感染症などをきっかけに急に始まることもあれば、徐々に症状が強くなることもあります。強い疲労や活動後の症状悪化などが長く続き、日常生活に支障をきたします。

十分な休養や睡眠をとっても疲労が十分に回復しないことが、一般的な疲労との大きな違いです。

その他に、思考力や集中力低下なども見られます。

【やる気がない】【怠けている】わけではないんです。

発症の原因や仕組みは、現在も完全には解明されていません。

現在では、「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)」という名称も広く使われています。

子供もなるの?中学生にもみられるME/CFS

ME/CFSは成人だけの病気ではなく、子どもや中高生での発症も報告されています。

中学生の場合、体調不良に加えて、学校・勉強・対人関係・部活・思春期特有の悩みなど、さまざまな負担が重なることがあります。ただし、ストレスだけがME/CFSの原因というわけではありません。

ご自身のお子さんはどうでしょうか?

どんな症状がでるの?日常生活で支障がでること【学校にいけない】

主な症状 

  • 消えない疲労感
  • 思考力の低下
  • 集中力の低下
  • のどの痛み 
  • 微熱
  • 首や脇のリンパ節の痛み・腫れ
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 筋肉痛
  • 腹痛
  • 筋力低下
  • 不眠
  • 過眠
  • 体に力が入らない
  • まぶしくて目がくらむ
  • ボーっとする
  • 少しの身体活動や勉強、会話などのあとに、症状が強くなる
  • 活動から時間がたって、強い疲労や痛みなどが現れることがある
  • 些細なことが思い出せない
  • 意欲が湧かない
  • 立っていると体調が悪くなる、動悸やめまいが起こるなどの起立不耐症

重症の場合にみられる状態

  • 自力で起き上がることが出来なくなる
  • 座っていることが辛い
  • 自力で食事が出来なくなる
  • 少しの会話でも疲れる
  • 学校に通うことが困難になる

重症の場合には、起き上がる、座る、食事をする、会話をするといった日常動作にも支援が必要になることがあります。

このような症状が続けば、本人が学校へ行きたいと思っていても、通学が難しくなることがあります。

真面目な子や頑張り屋の子だけがなる病気ではありません

ME/CFSは、性格が原因で発症する病気ではありません。

真面目で頑張り屋のお子さんの場合、体調が悪くても無理を重ねたり、周囲から不調に気づかれにくかったりすることはあります。しかし、「几帳面だから」「完璧主義だから」ME/CFSになると判断することはできません。

女性に多いという報告もありますが、性別にかかわらず発症する可能性があります。

原因はまだ完全には分かっていません

発症の仕組みは完全には解明されていませんが、感染症をきっかけに発症するケースや、免疫系、自律神経系、エネルギー代謝などとの関係が研究されています。精神的ストレスだけが原因というわけではありません。

ME/CFSでは、立っていると体調が悪くなる起立不耐症など、自律神経に関連する症状を伴うことがあります。ただし、すべての患者さんが「副交感神経低下」「交感神経優位」という同じ状態にあるとは限りません。

病院での検査・治療法は?

ME/CFSを専門的に診療する医療機関は限られており、受診先に迷うことがあります。

医療機関では、詳しい問診や診察を行い、症状に応じて血液検査、尿検査、甲状腺機能検査、心電図などを検討し、似た症状を起こす別の病気がないか確認します。

現時点ではME/CFSそのものを治す特効薬はなく、睡眠、痛み、起立不耐症など、個々の症状に応じた治療や生活上の支援が行われます。

検査:問診・尿検査・便潜血検査・血液検査・甲状腺検査・心電図・レントゲン検査など

対応:症状に応じた薬物療法、睡眠への対応、活動と休息の調整、学校生活の支援、必要に応じた心理的支援など

使用する薬は症状や併存する病気によって異なります。薬の開始・中止・変更は、医師や薬剤師へ相談してください。

慢性疲労症候群に対して整体でできること・できないこと

①首・肩・背中など、身体に重なっている負担を確認する

当院では、自律神経やME/CFSそのものを整体で治療することはできません。医療機関での診断や治療を優先したうえで、首・肩・背中のこわばりや、身体を動かしにくい感覚などを確認します。

②長期間の活動低下に伴う、筋肉のこわばりに対応する

ME/CFSではさまざまな症状が現れ、体調不良や活動量の低下が長く続くことがあります。

体調不良によって活動量が減った状態が続くと、首・肩・背中などにこわばりや動かしにくさを感じることがあります。こうした身体のこわばりに対して、負担の少ない範囲で施術を行い、動きやすい状態を目指します。

体調に合わせた生活上の工夫

医師から運動や活動について指示がある場合はその内容を優先し、本人の体調を確認しながら、姿勢や休み方など負担を増やしにくい工夫を一緒に考えます。

体調が悪い日は無理に行わず、活動後に症状が強くならない範囲を大切にします。

まとめ

ME/CFSの発症原因や仕組みは、現在も完全には解明されていません。

現状では、特効薬もありません。

そのため、症状に応じた治療や活動量の調整が行われます

薬には副作用が起こる可能性がある一方、整体にも刺激による痛みや疲労感、体調悪化などの可能性があります。特にME/CFSでは、その日の体調に合わせて刺激量を慎重に調整する必要があります。

また、体調不良や活動量の低下が長く続くと、首・肩・背中などに筋肉のこわばりや、動かしにくさを感じることがあります。

そのような身体のこわばりに施術することで、身体が楽に感じられることはあります。ただし、筋肉を緩めればME/CFSや自律神経の状態が改善するとは限りません。

当院では、首・肩・背中などにみられる筋肉のこわばりに対して、体調を確認しながらトリガーポイントセラピーを行います。

整体で対応できる範囲は限られますが、身体のこわばりや動かしにくさについて、お役に立てることがあるかもしれません。

お子さんに強い疲労や活動後の症状悪化、欠席の増加などがみられる場合は、まず小児科などの医療機関へご相談ください。ME/CFSと診断され、医師の管理のもとで首・肩・背中のこわばりなどにお困りの場合は、整体で対応できる範囲についてご相談いただけます。

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この記事を書いたスタッフ

院長 河原敏彦

ふじさわ整体院の院長です。
体のことを分かりやすくお伝えできるよう心がけております。お気軽にご質問ください。

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