うつ病の改善に整体が有効である可能性があります。うつ病は、セロトニン不足が原因の一つであり、セロトニンを増やすことが改善につながります。
うつ病の治療は薬物療法が主になっていきますが、整体がお役に立てることについてまとめましたので、是非このまま読み進めてみてください。
うつ病とは
生涯において約15人に1人が発症
過去12ヶ月間に約50人に1人の方が経験しています。
【症状】![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/IMG_0617.jpeg)
- 憂うつになる
- 意欲、集中力の低下
- 興味・喜びの喪失
- 悲観的な考え
- 自己肯定感の低下
- 不安感、疲労感
- 不眠、過眠
- 食欲の低下
- ひきこもり
- 自殺念慮
- 便秘、下痢
- 頭痛、肩こり
- 動機、めまい
- 自律神経失調症
- 学校、職場に行けない など
上記の症状は、人によって現れ方や程度が異なります。
【男女比】
女性:男性=2:1
女性が男性よりもうつ病が多い理由(厚生労働省の記事より抜粋)
女性は男性の2倍程度、うつ病になりやすい。うつ病が女性に多いことは、世界的な傾向である。男女差の原因としては、思春期における女性ホルモンの増加、妊娠・出産など女性に特有の危険因子や男女の社会的役割の格差などが考えられている。
女性ホルモンのバランスが大きく乱れる時
- PMS
- 妊娠
- 産後
- 更年期
- 閉経
【発症しやすい年代】
思春期~初老期と幅広く発症しやすいです。
また30歳、60歳でダブルでピークがあります。
- 15歳以降急増
- 20歳代を通じて急増:社会に初めて出ることが身体的ストレスになる
- 30歳でピーク
- 50代で再び増加:男性→中間管理職 女性→閉経が身体的ストレスになる
- 60歳でピーク
厚生労働省の記事より抜粋
うつ病は一般には若年層に高頻度にみられるが、うつ病の経験者は若年層と中高年層の2つの年齢層に多く、中高年層にも心理的な負担がかかっている可能性がある。
【再発率】![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/25520626.jpg)
うつ病の再発率は約60%です。
- 2回目の再発率は約70%
- 3回目の再発率は約90%
【診断方法】
医療機関にて
- 問診
- 心理検査
- 脳波検査 など
他の疾患と鑑別する為に、血液検査や尿検査などを行うことも。
【治療方法】
薬物療法がメインになります。
- 休養
- 薬物療法
- 精神療法
うつ病とセロトニンの関係性
セロトニンは幸せホルモン
セロトニンは、別名「幸せホルモン」と呼ばれています。脳内で働く神経伝達物質(ホルモン)の1つです。心の安定や幸福感をもたらす役割を担ってくれています。
セロトニンの分泌が不足してしまうと…
- 不安感
- 意欲、集中力の低下
- 気分の落ち込み など
さまざまな症状が現れ、うつ病になる可能性が高まります。
なぜセロトニンが不足するの?
- 遺伝的な要因: セロトニンの合成に関わる遺伝子に異常がある場合、セロトニンの量が生まれつき少ない可能性があります。
- ストレス:長期的なストレスは、セロトニンの分泌を抑制し、うつ病のリスクを高めることがあります。
- 生活習慣: 不規則な生活、偏った食事、睡眠不足などがセロトニンの分泌に悪影響を及ぼす可能性があります。
うつ病とアルコール依存症の関係性
アルコール依存症の方の 6割がうつ病 | うつ病の方の 8割が不眠 |
夜眠れない時に多くの人がやってしまう寝酒。
アルコールを飲むと、嫌なことも忘れて何だか楽しい気分になります。それは、アルコールがセロトニンを出すから。楽しいからじゃんじゃん飲みましょう!と、そういう事を毎日、毎日やっていると何が起こるかと言うとセロトニンを需要する受容体が鈍感になります。
アルコールで無理やりセロトニンを出していますから、「なんだ、セロトニンたくさんあるじゃん!」という感じで、「あ、そんなに反応しなくてもいいんだ!」とこの受容体がさぼり始めるわけです。
結果どうなるかというと、もっとセロトニンを浴びないといい気持ちになれなくなるわけです。毎日、深酒をするようになります。
若い頃はちょっと飲んだらすごくなんか楽しい気分になれたんだけれども、30、40超えてくるとたくさん飲まないと「飲んだ気がしないわー!」って、「もっともっと飲まないとダメだっ!」ということになります。そのうち肝臓にもダメージが及び、抜け出せない負のスパイラルに陥ります。
整体の効果
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整体は、身体的な不調を改善するだけでなく、精神的な健康にも良い影響を与えてくれます。
身体のバランスが整う→血行が促進される→セロトニン分泌が促される→自律神経のバランスが整う→うつ症状が改善される可能性が考えられます。
整体施術を受けると、体だけでなく心もリラックスします。施術を重ねるごとに、セロトニンという「幸せホルモン」の分泌が促され、自律神経のバランスが整っていきます。自律神経のバランスが整うことでセロトニンの分泌も安定していきます。
セロトニンを増やすための生活習慣
1. 朝日を浴びる![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/22262721.jpg)
- 効果: セロトニンの分泌を促し、体内時計をリセットします。
- 方法: 起床後すぐにカーテンを開け、太陽の光を浴びるようにしましょう。
2. 規則正しい生活![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/23442093.jpg)
- 効果: 体内のリズムを整え、セロトニンの分泌を安定させます。
- 方法: 毎日同じ時間に起床し、睡眠時間を確保しましょう。
3. 適度な運動![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/458385.jpg)
- 効果: 血行を促進し、脳内物質の変化を促します。
- 方法: ウォーキング、ジョギング、ヨガなど、自分に合った運動を続けることが大切です。
4. バランスの取れた食事![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/23219184.jpg)
- 効果: セロトニンの原料となるトリプトファンを含む食品を摂取することで、合成を促します。
- 方法: 牛乳、バナナ、肉類、魚介類、大豆製品、ナッツ類などをバランスよく摂取しましょう。
5. 腸内環境を整える![](https://fujisawaseitai.com/wp-content/uploads/2024/12/681402.jpg)
- 効果: 腸内環境と脳は密接な関係があり、腸内環境を整えることでセロトニン分泌に良い影響を与えます。
- 方法: 発酵食品(ヨーグルト、キムチなど)を積極的に摂り、食物繊維を豊富に含む食事を心がけましょう。
ふじさわ整体院がお役に立てること
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うつ病の治療は、薬物療法が中心となるもので、決して整体が薬の代わりになるものではありません。しかし、体を整えることは出来ます。
うつ病の方は体も心も疲れて、至る所に張り詰めた感じを訴えます。特に、肩や首、頭、背中など、ストレスを感じやすい部分は、緊張が強まっています。ここで整体の出番です。体の緊張をほぐしてあげるだけで、心まで楽になることがあります。私たちはそういうサポートが出来るんじゃないかな?と考えております。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
TEL | 0466-53-8667 |
受付時間 | 10:00~20:00(平日) 10:00~16:00(土日祝) |
定休日 | 毎週火曜日 |
お問い合わせ | contact@fujisawaseitai.com |
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