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ぎっくり腰を繰り返す原因は?再発を防ぐために知っておきたいこと|藤沢

腰・背中

「1年前にもぎっくり腰をやったけれど、今回はまだ動けるから大丈夫」

「仕事も家事も休めないし、だましだまし過ごすしかない……」

ふじさわ整体院には、このように腰の痛みを抱えながら、仕事や家事、育児を続けている方が来院されます。

特に保育士さんや介護職、ドライバー、デスクワークの方などは、

  • 腰が痛くても仕事を休みにくい
  • 中腰になることが多い
  • 重いものや子どもを抱える
  • 長時間同じ姿勢が続く

といった環境が重なりやすいものです。

そして一度強い腰痛を経験すると、

「また、あの痛みが来るのではないか」

という不安を抱えながら生活するようになる方も少なくありません。

今回は、ぎっくり腰を繰り返す方に知っておいていただきたい「腰への負担」と「身体の使い方」についてお話しします。

1. 「動ける=問題がない」とは限りません

ぎっくり腰というと、

「まったく動けなくなるほどの激痛」

を想像する方が多いかもしれません。

しかし実際には、

  • 朝だけ腰が痛い
  • 座ったあと立つと痛い
  • 靴下を履くときだけ怖い
  • 抱っこの瞬間に腰へ響く
  • 痛いけれど仕事はできる

といった状態が続いている方もいます。

動けているからといって、無理を続けてよいとは限りません。

一方で、痛みがある=腰が壊れているという意味でもありません。

腰痛は、筋肉や関節、椎間板などの状態だけでなく、睡眠、疲労、仕事量、ストレス、過去の腰痛経験など、さまざまな要素の影響を受けます。

大切なのは、

「痛いけれど動けるから我慢する」でもなく、
「痛いから一切動かない」でもないこと。

今の腰がどの動作を苦手としているのかを確認し、必要に応じて負担のかけ方を調整することが大切です。

2. なぜ重いものを持った瞬間に腰を痛めるのか?

「子どもを抱き上げた瞬間」

「床の荷物を持ち上げた瞬間」

「タイヤを持とうとした瞬間」

ぎっくり腰は、こうした何気ない動作をきっかけに起こることがあります。

腰には、立っているだけでも身体を支えるための力がかかっています。

そこへ重さが加わると、腰まわりの筋肉や関節、椎間板などが受ける負荷も大きくなります。

特に、

  • 重いものを身体から離して持つ
  • 急に持ち上げる
  • 持ったまま身体をひねる
  • 同じ持ち上げ動作を何度も繰り返す
  • 疲れている状態で作業を続ける

といった条件が重なるほど、腰への負担は大きくなります。

「腰を丸めると椎間板が飛び出す」と説明されることがありますが、これは少し単純化しすぎです。

腰を曲げること自体は、私たちが日常生活を送るうえで必要な動きです。

腰を曲げることを怖がるのではなく、重さ・回数・姿勢・疲労などを含めて考えることが重要です。

3. 「MRIで異常なし」なら、腰痛は気のせい?

腰が痛くて病院を受診したものの、

「画像では大きな異常はありません」

と言われた経験がある方もいるでしょう。

そこで、

「こんなに痛いのに、何も悪くないの?」

と不安になる方もいます。

しかし、画像検査と腰痛は必ずしも1対1で対応するものではありません。

腰痛の中には、画像だけでは原因を一つに特定できないものも多くあります。

逆に、MRIで椎間板の変化が見つかったとしても、それだけで現在の痛みの原因だと決められるわけでもありません。

そのため、

「MRIに写らないから問題なし」
「椎間板が少し変形しているから、それが全部の原因」

と単純に考えないことが大切です。

症状の出方、身体の動き、筋力、感覚、日常生活でどのようなときに痛むのかなどを合わせて考えていきます。

4. 保育士さんやドライバーが腰を痛めやすい場面

今回ご相談いただいた保育士さんとのお話でも、日常生活の姿勢が話題になりました。

保育士さんの場合、

  • 床に座る
  • 小さな椅子に座る
  • 子どもを抱き上げる
  • 前かがみで着替えを手伝う
  • 中腰から立ち上がる

という動作を、一日の中で何度も繰り返します。

一方、ドライバーやデスクワークの方では、長時間座ったあとに腰がつらくなるケースがあります。

特に低い椅子では、膝が股関節より高くなり、骨盤が後ろへ傾きやすくなります。

それ自体が悪い姿勢というわけではありませんが、同じ姿勢が長時間続き、そのあと急に立ち上がったり荷物を持ったりすると腰がつらくなる人もいます。

そんな方は、姿勢をずっと「正しく固定する」より、

  • ときどき座り方を変える
  • 一度立ち上がる
  • 背伸びをする
  • 股関節を動かす

など、こまめに身体を動かすほうが現実的です。

5. 巻き肩や浅い呼吸も腰痛に関係する?

腰だけを見るのではなく、胸まわりの動きも確認します。

長時間のデスクワークなどで背中が丸まり、肩が前へ入った姿勢が続くと、

「胸が広がりにくい」
「深呼吸しにくい」

と感じる方がいます。

呼吸では肋骨や横隔膜だけでなく、腹部や背中まわりも動きます。

そのため当院では、腰痛の方でも胸郭の動きや呼吸の仕方を見ることがあります。

ただし、

「巻き肩だから腰痛になる」
「呼吸が浅いから筋肉が24時間緊張する」

という単純な関係ではありません。

腰だけに原因を探すのではなく、身体全体の動きの中で腰に負担が集中していないかを見るための一つのポイントです。

6. 腰痛のとき、ヨガやストレッチをしてもいい?

「腰にいいと思ってヨガを始めたら、逆に痛くなった」

というご相談もあります。

だからといって、

ヨガやストレッチが腰に悪いわけではありません。

問題になるのは、

「今の身体の状態に、その運動が合っているか」

ということです。

腰が強く痛んでいる時期に、

「腰痛には前屈がいいらしい」

と痛みを我慢しながら繰り返せば、症状が強くなることもあります。

反対に、前屈したほうが楽になる人もいます。

腰痛は一人ひとり違うため、

前屈はダメ、反るのが正解

と一律に決めることはできません。

まずは痛みを強く誘発しない範囲で身体を動かし、状態に合わせて少しずつ活動量を戻していくことが基本になります。

ピラティスやヨガについても同じです。

「何をするか」だけでなく、

いつ・どの程度・どのように行うか

が大切です。

7. 腰を守るために覚えておきたい「持ち上げ方」

腰痛を経験した方に、

「絶対に腰を曲げないでください」

と指導するのは現実的ではありません。

日常生活では、腰を曲げる場面はいくらでもあります。

それよりも、重いものを持つときには、

  • 荷物をできるだけ身体に近づける
  • 腕だけを伸ばした状態で持ち上げない
  • 股関節や膝も一緒に使う
  • 持ったまま急に身体をひねらない
  • 重すぎるものは一人で持たない

といった工夫が重要です。

保育士さんなら、床から子どもを抱き上げる。

お母さんなら、ベビーベッドから子どもを抱き上げる。

仕事では、床に置かれた段ボールを持つ。

こうした毎日の何気ない動作こそ、再発予防の大切なポイントになります。

8. ふじさわ整体院では「腰だけ」を見ません

当院では、

「腰が硬いですね。揉んでおきます」

だけで終わらせることはありません。

まず、

  • いつから痛いのか
  • どの動作で痛むのか
  • 前屈・後屈でどう変化するのか
  • 脚にしびれがないか
  • 左右の筋力に違いがないか
  • 股関節は動いているか
  • 普段どんな姿勢で仕事をしているか
  • 過去にもぎっくり腰を繰り返していないか

などを確認します。

筋肉や関節への施術が適していると考えられる場合には、身体の状態に合わせて施術を行います。

さらに必要に応じて、

  • 起き上がり方
  • 物の持ち方
  • 座り方
  • 自宅でできる運動
  • ピラティス

などもお伝えしています。

施術だけで身体を「リセットする」というより、

施術で動きやすい状態をつくり、その状態を日常生活や運動につなげていく。

当院では、この考え方を大切にしています。

9. 「何回通えば治りますか?」について

腰痛の方からよく聞かれる質問です。

しかし、

「ぎっくり腰なら最初の1週間で必ず3回」

というように、すべての方に同じ回数が必要なわけではありません。

初めての腰痛なのか。

何年も繰り返しているのか。

仕事で毎日重いものを持つのか。

脚のしびれを伴っているのか。

条件によって必要な対応は変わります。

そのため当院では、初回のカウンセリングや身体の状態を確認したうえで、必要な場合には通院の目安をご説明しています。

短期間に数回確認したほうがよい方もいれば、セルフケアを中心に経過を見る方もいます。

必要以上に長く通うことを前提にはしていません。

最終的に目指したいのは、

「また痛くなるのが怖いから、何もしない身体」

ではなく、

自分の身体の状態を理解し、自分で動ける身体

です。

10. こんな腰痛は、まず医療機関へ

すべての腰痛が整体の対象になるわけではありません。

特に、

  • 脚の力が急に入りにくくなった
  • 筋力低下が日に日に強くなっている
  • 両脚に強いしびれがある
  • 股の周囲の感覚がおかしい
  • 尿や便が出にくい、漏れるなどの変化がある
  • 発熱を伴っている
  • 大きな転倒や事故のあとから強く痛む

といった場合には、整体より先に医療機関への受診が必要です。

「いつものぎっくり腰だろう」と自己判断しないことも大切です。

最後に|「またぎっくり腰になるかも」と怯え続けないために

寒くなると腰が痛む。

忙しくなると腰が重くなる。

疲れると、またぎっくり腰になりそうな気がする。

そんな方も多いと思います。

しかし、腰痛をすべて「寒さ」や「骨盤のゆがみ」だけで説明することはできません。

身体の使い方、仕事環境、運動量、睡眠、疲労、過去の腰痛など、さまざまなものが重なっています。

だからこそ、

「腰が弱いから仕方ない」

と諦める必要もありません。

「また痛めるのが怖い」
「どこまで動かしていいかわからない」
「整体に相談してよい腰痛なのかわからない」

そんな段階でも大丈夫です。

いきなり予約するのが不安な方は、まず今の症状についてご相談ください。

腰だけを見るのではなく、仕事や生活の中で何が負担になっているのか。

一緒に確認していきましょう。

藤沢駅南口から徒歩3分。
ふじさわ整体院です。

この記事を書いたスタッフ

院長 河原敏彦

ふじさわ整体院の院長です。
体のことを分かりやすくお伝えできるよう心がけております。お気軽にご質問ください。

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