「ふじさわ整体院」の若林です。
中学生のお子さんに以下の項目で該当するものはありませんか?
全て該当した場合、
ひとつの可能性ですが、中学生の慢性疲労症候群が考えられます。
慢性疲労症候群は病気に分類されます。
慢性疲労と同じものに思われる方が多いのですが、全く違うものです。
☑子供が朝、とにかく起きられない。夜更かしもしていて、眠りが浅い。
☑叩き起こしても、めまいや頭痛、微熱など体調不良を訴える。
☑朝起きれない為、学校に間に合わない。遅刻、または休む事が続いている。 休む事が続き、学校に行きづらくなってしまっている。
☑学校に行けない理由を聞いても、特別な理由がない。とにかく体調が悪そう。
☑怠けているわけではなさそう。原因があれば、子供の為に知りたい!
上記の項目に全て当てはまった+病院で慢性疲労症候群と診断されたお母さま
病院での診断はもらっていないけど、上記の項目に全て当てはまっているので不安なお母さま
そんなお母さまの為に、このブログを書き始めます。是非このまま読み進めてください。
目次
- 慢性疲労症候群とは 単なる慢性疲労とは違います!
- 子供もなるの?多いのは10~40代
- どんな症状が出るの?日常生活で支障が出ること【学校に行けない!】
- どういう子がなりやすいの?女の子に多い!
- 原因【明らかになっていない!でも、ストレスが関係している!?】
- 病院での検査・治療法は?
- 慢性疲労症候群に整体がどんな役に立つのか?【乱れた自律神経のバランスを整えていく!】
- まとめ
慢性疲労症候群とは 単なる慢性疲労とは違います!
まず定義として、厚生労働省が以下のように定めています。
生活が著しく損なわれるほどの強い全身倦怠感、微熱、リンパ節腫脹、頭痛、筋力低下、睡眠障害、思考力・集中力低下などが休養しても回復せず、少なくとも6 か月以上の長期にわたって症状が続く疾患(*1. 慢性臓器不全、慢性感染症、慢性炎症性疾患、主な神経性及び代謝・内分泌疾患、双極性障害・統合失調症・精神病性うつ病などの器質的疾患・病態を除く)であり、重症例では生活全般において介護が必要な状態となり得る。重症患者は医療機関への通院も困難となると言われており、本邦における患者実態は、明確には把握されていない。
厚生労働省の「慢性疲労症候群患者の日常生活困難度調査結果」報告概要より抜粋
この慢性疲労症候群は、心身の病気がないのに
ある日突然!日常生活に支障が出る程の、重い疲労感が出て6ヶ月以上継続します。
充分な休養や睡眠をとっても、回復しません。ここが慢性疲労との違いです。
その他に、思考力や集中力低下なども見られます。
【やる気がない】【怠けている】わけではないんです。
原因が不明な病気です。
慢性疲労との混同を避けるために、「筋痛性脳脊髄炎(きんつうせいのうせきずいえん)」とも呼ばれ始めています。
子供もなるの?多いのは10~40代
慢性疲労症候群は、
10~40代に多いと報告されています。
また、働き盛りに多いです。
働き盛り=ストレスフルな環境&無理をしがち
と考えると、
中学生では、学校・勉強・対人関係・部活・塾・思春期など
何かしらのストレス&無理をしてしまっている
可能性があります。
ご自身のお子さんはどうでしょうか?
どんな症状がでるの?日常生活で支障がでること【学校にいけない】
主な症状
- 消えない疲労感
- 思考力の低下
- 集中力の低下
- のどの痛み
- 微熱
- 首のリンパ腫の腫れ
- 頭痛
- 関節痛
- 筋肉痛
- 腹痛
- 筋力低下
- 不眠
- 過眠
- 体に力が入らない
- まぶしくて目がくらむ
- ボーっとする
- 少しの運動でも疲れる
- 集中して何かをした後に、すさまじく疲れる
- 些細なことが思い出せない
- 意欲が湧かない
- 起立性調節障害
症状の進行
- 自力で起き上がることが出来なくなる
- 座っていることが辛い
- 自力で食事が出来なくなる
- 少しの会話でも疲れる
- 仕事に行くことが困難になる
慢性疲労症候群の症状が進行すると、自力では出来ないことが増えます。ご家族やヘルパーさんの介助が必要になることがあります。
多様な症状の【慢性疲労症候群】こんな状態では、学校に行きたくても行けません!!
どういう子がなりやすいの?女の子に多い!
☑几帳面な子
☑真面目な子
☑完璧主義な子
☑正義感が強い子
☑頑張り屋さんな子
☑細かい作業が好きな子
☑些細な事が気になる子
女の子の方が、約2倍ほど多い!と報告されています。成人後も、女性の方が多いとされている病気です。
原因【明らかになっていない!でも、ストレスが関係している!?】
この慢性疲労症候群の明確な原因は分かっていませんが、研究を進める中で
環境要因(身体的・精神的ストレス)と、遺伝的要因
+
神経・内分泌・免疫系の異常
によって引き起こされるのではないか?と報告されています。
慢性疲労症候群にかかっている患者さんは、自律神経の副交感神経の機能が低下していることが報告されています。つまり、交感神経が常に優位に働いてしまっている状態です。
病院での検査・治療法は?
慢性疲労症候群はいまだ、知名度が低く専門としている病院が少ないのが現状です。
まずは、他の病気の可能性を調べる為に以下の検査を行います。
治療法は主に薬物療法が中心となります。
検査:問診・尿検査・便潜検査・血液検査・甲状腺検査・心電図・レントゲン検査など
治療法:薬物療法・運動療法・睡眠に対する生活指導・心理療法など
薬物療法:【漢方薬・ビタミン剤・抗うつ剤・抗不安薬・睡眠薬など】
慢性疲労症候群に整体がどんな役に立つのか?【乱れた自律神経のバランスを整えていく!】
①乱れてしまった自律神経のバランスを整える
本来の持っているバランスに戻していきます。
②上乗せされていく筋肉のコリを緩めていく
原因は不明な中、慢性疲労症候群は様々な症状が出ます。また、症状が長期間継続します。
長期間の動けない状態では、全身の至る所に疲労物質、筋肉のコリが発生します。上乗せされていく筋肉のコリは、整体で確実に緩めることが出来ます。
③生活指導
ひとりひとりの状態に合わせ、ご自宅で簡単に出来るセルフストレッチなどを指導します。
ベッドの上で出来る、動ける時に出来るものなどを提案していきます。
まとめ
慢性疲労症候群になってしまう、はっきりとした原因は不明です。
現状では、特効薬もありません。
薬物療法では少なからず副作用の心配がありますが、整体には1%もありません!
また、長期間のストレス状態にいる状態では、体中のあちらこちらに老廃物が溜り、筋肉のコリが存在しているはずです。
そのコリをひとつずつ緩めて、本来の柔軟な状態に戻してあげていけば
必然と自律神経のバランスも整っていってくれるものです。
当院ではトリガーポイントセラピーという手技で、自律神経のバランスを整えていきます。
施術の回数はかかるかもしれませんが、お役に立てる事があるかと思います。
お子さんが慢性疲労症候と診断されたお母さま、症状が悪化する前に当院へお問い合わせください。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
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受付時間 | 10:00~20:00(平日) 10:00~16:00(土日祝) |
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