「妊娠中でも整体を受けて大丈夫?」
「産後の骨盤ケアは、いつから始めればいいの?」
「抱っこや授乳で首や腰が痛いけれど、子どもを預けられない……」
妊娠から出産、そして育児が始まるまでの間、女性の身体や生活は大きく変化します。
藤沢で整体院を運営している当院にも、妊娠中の腰痛や肩こり、産後の骨盤まわりの違和感、抱っこによる腰痛や首・肩の痛みなど、さまざまなご相談があります。
ただし、妊娠中や産後の身体は通常とは少し違います。
「つらいから、とりあえず整体へ行けばいい」というわけではありません。
まず産婦人科で確認したほうがよい症状もありますし、整体を受ける時期や施術姿勢にも配慮が必要です。
この記事では、
- 妊娠中はいつから整体を受けられるのか
- 産後の整体・骨盤ケアはいつから始めるのか
- 産前産後に起こりやすい身体の負担
- 整体でできること、できないこと
- 藤沢市で利用できる子育て支援
について、藤沢で日々施術をしている整体師の立場から解説します。
藤沢で産前産後のケアを考えている方へ
藤沢市には、妊娠・出産から子育てまでを支えるさまざまな制度があります。
2026年度版の「ふじさわ子育てガイド」には、妊娠中の手続き、出産後の支援、乳幼児健診、保育園・幼稚園、親子で利用できる施設などがまとめられています。
また、藤沢市では「子育てアプリふじさわ(母子モ)」などを通じて、妊娠・出産・子育てに関する情報も発信しています。
2026年4月からは、藤沢市の妊婦健康診査の費用助成額も増額されています。
妊娠・出産・育児は家庭だけで抱えるものではありません。
行政や医療機関、家族、周囲のサービスを上手に利用しながら、お母さん自身の身体もケアしていくことが大切です。
その中で、筋肉や関節の負担に対して整体がお役に立てる場合があります。
妊娠中でも整体を受けられる?
妊娠中でも、状態に問題がなければ整体を受けられる場合があります。
ただし、妊娠していない時とまったく同じ施術を行うわけではありません。
お腹が大きくなるにつれて重心が変わり、腰や背中、股関節などへの負担も変化します。
また、長時間の仰向けやうつ伏せが適さない時期もあるため、妊娠週数や体調に合わせて施術姿勢を変更する必要があります。
当院では妊娠16週以降を一つの目安にしています
ふじさわ整体院では、妊娠16週以降を一つの目安としてマタニティ整体をお受けしています。
これは「16週になれば必ず安全」という意味ではありません。
妊娠の経過には個人差があるため、体調に不安がある方や産婦人科から注意を受けている方は、整体よりも医療機関への相談を優先してください。
施術を行う際は、お腹を圧迫しないよう横向きを中心に、その日の体調を確認しながら無理のない範囲で行います。
妊娠中の整体について詳しく知りたい方は、当院の「妊娠中に整体を受けても大丈夫?マタニティ整体の注意点」もあわせてご覧ください。
妊娠中に多い身体の悩み

妊娠するとお腹が大きくなるだけではありません。
重心や歩き方、寝る姿勢、日常生活の動き方も少しずつ変わっていきます。
そのため、
- 腰が張る、重い
- お尻や股関節まわりが痛む
- 背中がこる
- 首や肩がつらい
- 寝返りがしづらい
- 同じ姿勢を続けるとつらい
といった相談を受けることがあります。
このような症状の中には、筋肉の緊張や身体の使い方が関係しているものもあります。
整体では、お腹に負担をかけない姿勢で筋肉の緊張を確認し、必要に応じて首・肩・背中・腰・臀部などを施術していきます。
ただし、妊娠中に起こる症状のすべてが筋肉や姿勢によるものではありません。
こんなときは整体より産婦人科を優先してください
妊娠中に、
- 出血がある
- 強い腹痛がある
- 規則的で強いお腹の張りがある
- 破水が疑われる
- 強い頭痛や見え方の異常がある
- 息苦しさが強い
- 発熱している
- いつもと明らかに違う体調変化がある
といった場合には、整体を受ける前に産婦人科へ相談してください。
「これは整体でいいのかな?」と迷う場合も、まず医療機関に確認してからのほうが安心です。
産後の整体・骨盤ケアはいつから?

出産後、
「骨盤が開いた気がする」
「骨盤を早く締めないと元に戻らなくなるのでは?」
と不安になる方は少なくありません。
しかし、産後の骨盤を「開いた骨を整体で元の位置に戻す」と単純に考える必要はありません。
妊娠・出産後には、骨盤周囲だけでなく、腹部、臀部、股関節、背中などの筋肉の働きや身体の使い方も大きく変化しています。
さらに、出産後すぐに、
抱っこ
授乳
おむつ替え
沐浴
寝かしつけ
という育児が始まります。
そのため当院では、「骨盤だけ」を見るのではなく、産後の身体全体を確認することを大切にしています。
当院では1か月健診後を目安にしています
ふじさわ整体院では、産後の整体は基本的に1か月健診を終え、身体の回復に問題がないことを確認してからご来院いただくことをおすすめしています。
帝王切開の場合は、傷の回復なども考慮し、当院では産後2か月以降を一つの目安としています。
ただし、回復のスピードには個人差があります。
出血が続いている、傷が痛む、発熱している、体調が安定しないなどの場合には、整体よりも産婦人科での確認を優先してください。
また、
「産後半年を過ぎたら骨盤矯正は手遅れ」
ということもありません。
無理に早く整体へ行く必要はありませんので、まずはご自身と赤ちゃんの生活が少し落ち着いてからでも大丈夫です。
そもそも産後の「骨盤矯正」とは?
「骨盤矯正」という言葉から、
「ずれた骨盤を正しい位置にはめ直す」
ようなイメージを持つ方も多いと思います。
しかし、実際の身体はそれほど単純ではありません。
骨盤は強い靱帯などによって支えられており、日常生活のちょっとした動作で骨が大きくずれてしまうような構造ではありません。
当院では、
- 骨盤周囲の筋肉の緊張
- 左右の身体の使い方
- 股関節の動き
- 腰や背中の状態
- 抱っこや授乳の姿勢
- 立ち方や歩き方
などを確認していきます。
「骨盤を締めること」そのものを目的にするのではなく、産後に負担が集中している部分を見つけて、身体を動かしやすい状態へ整えていくことを大切にしています。
産後は首・肩・腰・手首にも負担がかかります
産後というと「骨盤」に注目が集まりがちですが、実際に施術をしていると、骨盤以外の相談も非常に多くあります。
抱っこによる腰痛

赤ちゃんを抱っこすると、無意識に腰を反らしたり、左右どちらかの骨盤に体重を乗せたりしやすくなります。
さらに、いつも同じ側で抱っこしていると身体の使い方にも左右差が生まれます。
授乳による首・肩・背中の負担

授乳中は赤ちゃんを見るために下を向き続けることが多くなります。
一回だけなら問題のない姿勢でも、それを毎日何度も繰り返せば、首・肩・背中への負担は大きくなります。
抱っこによる手首・腱鞘炎
赤ちゃんの頭や身体を手首で支え続けることで、手首や親指側に痛みが出ることもあります。
手首だけを揉むのではなく、前腕や肩、肩甲骨まで含めて負担を確認することが大切です。
産前産後のケアで整体ができること
整体は妊娠・出産に関わる病気を治療するものではありません。
また、産婦人科で行う検査や治療の代わりにもなりません。
そのうえで、
筋肉の緊張
関節の動き
姿勢
身体の使い方
育児動作による負担
などが関係している場合には、整体がお役に立てることがあります。
ふじさわ整体院では、トリガーポイントセラピーなどを用いて、首・肩・背中・腰・臀部などの緊張を確認しながら施術します。
さらに、
「どちら側で抱っこすることが多いのか」
「授乳中はどんな姿勢なのか」
「床から赤ちゃんを抱き上げるときにどこへ負担がかかっているのか」
など、生活の中にある身体への負担も一緒に考えていきます。
施術を受けるだけではなく、毎日の生活で負担を減らすことも産前産後のケアでは重要だからです。
身体だけでなく、産後の心の変化にも注意してください

産後は授乳や夜泣きなどで睡眠が細切れになり、自分の時間を確保することも難しくなります。
身体が疲れているうえに、
「ちゃんと育てなければ」
「自分が頑張らなければ」
と気持ちまで張りつめてしまう方もいます。
整体院で身体の相談や育児の愚痴を話してもらうことはもちろん構いません。
ただし、強い気分の落ち込みや不安が続いている場合、何をしても楽しめない、眠れる状況でも眠れない、自分や赤ちゃんを傷つけてしまいそうになるなど、精神面の変化が強い場合には、整体だけで抱え込まず、産婦人科や医療機関、藤沢市の相談窓口などへ相談してください。
整体は医療の代わりではありません。
必要な医療や支援を受けたうえで、身体の疲労や筋肉の緊張をケアする場所の一つとして利用していただければと考えています。
藤沢市には妊娠・出産・子育てを支える制度があります
藤沢市では、妊娠から出産・育児までさまざまな支援を行っています。
2026年9月現在、
- 妊産婦健康診査の費用助成
- 妊婦のための支援給付
- 産後ケア事業
- ハローベビィ訪問
- 子育て支援センター
- 子育てアプリふじさわ
- ふじさわ子育てガイド
などがあります。
制度の内容や対象条件は変更される場合がありますので、最新情報については藤沢市公式ホームページをご確認ください。
身体がつらいときほど、全部を自分だけで何とかしようとしないことも大切です。
使える制度や周囲の人の力を借りながら、少しでも育児の負担を減らしていきましょう。
子どもを預けられなくても整体へ通えるように

産後の方からよく聞くのが、
「身体はつらいけれど、子どもを預けられない」
という悩みです。
実家が近くにあるとは限りませんし、パートナーが仕事で日中不在というご家庭もあります。
ふじさわ整体院では、産後の方にも身体のケアを受けていただきやすいよう、院内で託児サービスを行っています。
ベビーカーのまま院内へ入っていただくこともできます。
「子どもがいるから整体に行けない」と我慢する前に、一度ご相談ください。
産後の骨盤ケアや託児について詳しく知りたい方は、「産後の骨盤矯正・無料託児付き整体」のページもご覧ください。
藤沢で産前産後の身体にお悩みの方へ
妊娠・出産・育児は、身体にとって大きな変化の連続です。
妊娠中にはお腹が大きくなり身体の使い方が変わります。
出産後には身体が回復していく途中から、抱っこや授乳などの育児が始まります。
だからこそ、
「骨盤が悪いから全部治してもらおう」
と考える必要はありません。
今の身体のどこに負担がかかっているのか。
日常生活のどんな動きがつらいのか。
まずそこから一緒に確認していくことが大切です。
妊娠中であれば、当院では妊娠16週以降を一つの目安に。
産後であれば、基本的には1か月健診後から。
帝王切開の場合は、身体の回復を確認したうえで産後2か月以降を一つの目安としています。
もちろん、出血、発熱、強い痛みなど医療的な確認が必要と思われる場合には、整体より医療機関を優先していただきます。
藤沢で妊娠中の腰痛や肩こり、産後の首・肩・腰の痛み、抱っこや授乳による身体の負担などでお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
お母さん自身の身体も、子育てを続けていくための大切な身体です。
無理を重ねて限界になってからではなく、「ちょっとつらくなってきたな」という段階からケアしていきましょう。
東海道線・小田急線・江ノ島電鉄線 藤沢駅南口より徒歩3分
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